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自己理解は何故必要?キャリアの指針を手に入れよう

「自分が何がやりたいのかわからない」

こんな悩みをお持ちの方
そもそもあなたは自分自身をどこまで知っているのでしょうか?

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現代人は何でも知っている。
ただ知らないのは、自分のことだけだ。
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アーノルド・J・トインビー
イギリス出身の歴史学者の言葉です。

自分が何をやりたいのかの前に
そもそも自分がどんな人間であるか?

自分の考え方や価値観は何なのか?

やりたいことを考える根本である
『自分』を理解するステップから初めてみませんか。

そもそも自己理解とは?

自己理解とは文字の通り
自分を理解する事。

そんなのわかってるという声が聞こえてきそうですが
あなたは自己理解の奥深さも知っているでしょうか。

自己理解は宇宙のように
果てが見えない終わりのない作業です。

人は生き物であり進化していくため
「これが自分」と思えたとしても
どんどん変化していく可能性を秘めています。

では、変化に身を任せて理解をしなくて良いという事ではありません。
自己への理解がないという事は
指針を失った船のように、
周囲の波にゆられてフラフラ流されてしまいます。

キャリアを考えるうえでも
今の自分を理解していく事。
自分の指針を見つけていく事は必要な事だと考えています。

今の自分を理解する事で『やりたいこと』に代表される
この先進みたいキャリアの指針が初めてみえてくるのです。

では自己理解とはどうしたらいいのか?

ジョハリの窓ご存じでしょうか。
私たちの自己理解の概念を4つの窓で表しています。
こちらを用いて自分と他者との認識の相違点を
分類・分析することで自己理解を深めていくツールです。

ジョハリの窓

自分と他人の理解を軸にして以下の4つの領域に分かれています。

①OPEN:開放の窓
…自分も他人も知っている自己
「そうそう私ってそうなんだよね!」と
自分と他人の認識が一致しています。

②BLIND:盲点の窓
…自分は気づいていないが、他人は知っている自己
「あなたってこんな所があるよね!」と
言われて気づいた事などはありませんか?

③HIDDEN:秘密の窓
…自分は知っているが、他人は気が付いていない自己
「他人からは理解されないけど、本当はこうなんだよね…」と
思う自分はいませんか?

④UNKNOWN:未知の窓
…自分にも他人にも、誰からも知られていない自己
可能性が沢山詰まっています!

自己理解を進めるためには、この4つの窓のうち
①の開放の窓(自分も他人も理解している領域)を
広げていく作業が必要です!

開放の窓を広げるためにはどうしたら良いか。


色々とやり方はありますが、このnoteでは
3方向の視点から見ていく方法を順にお伝えしようと思います。

物事は1方向から見ただけではその全容はわからないものです。
色んな角度から見て初めて、その輪郭が見えてくるのです。

自己理解の3視点は

  • ①自己分析(自己対話)

  • ②他者からのフィードバック

  • ③客観的なデータ

この3視点です。

①自己分析(自己対話)
自信の過去から現在までを振り返る事
その中で自分の強みや価値観を明確にすること
手に入れたい未来を想像すること

②他者からのフィードバック
周囲からフィードバックを貰い
自分以外の目線からの評価を知る事
「そういう風に見えていたのか」と気づきも多い部分です

③客観的なデータ
信頼性や信憑性の高い心理テストや適性テストを実施します
結果をそのまま受け取るより、その結果を得て「自分はどう思ったか」
「新しい発見はあったか」と目線で見る事が大事

この3つを知る事で、①の開放の窓を大きく広げていきましょう!

次回からはひとつずつ
順番にやり方をお伝えしていきます!

自己理解を知っている人は多いですが
実際にやった事がある方は一部だと思います。

知っている事は、実際にやってみて
初めてわかる事も多いです。

ぜひ一緒に自己理解のステップを踏んで
キャリアの指針を手に入れてください。

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