【縄張り意識は日本人の強み説】好きな都道府県を教えて[ペアMTG ぴょんす×ガチャ]

ガチャ
医学部6年。「なんで？」が口癖な探求好き。
モットーは『日々是好日』、MBTI診断は主人公型（ENFJ）。

本記事は「好きな都道府県を教えて」というテーマに対して
ぴょんすとガチャがペアMTGを行い、そこから得た発見や感想をまとめたものです。

テーマ設定の背景や目的を先に読んでいただけるとより楽しめると思います。

人の縄張り意識とは？

突然ですが、皆さんの縄張りは何所ですか？
今回のペアmtgのテーマが「好きな都道府県」と聞いて、まず思いついたのは、自分の地元の埼玉県でした。地元は自分の居場所、いわば縄張りのようなモノです。

ここで、分析好きな私は、『人の縄張り意識』について考えてみました。

民族的均質性が高く、「群れ」を形成する傾向の強い日本は、異質を排除する風土があります。「群れ」というものは、同一種の生き物、あるいは血縁、地縁、同室のひとたちの集団であって、その形成は環境に適応して生存するために有効であると言われます。

参考）我が国の科学社会は「集合知の時代」へ対応できるか　研究開発戦略センター
https://www.jst.go.jp/crds/column/director-general-room/column13.html

パーソナルスペースが保証されるかという点は、個々の精神的快適さを築くと思うのですが、「好き」という感情は自分が快適さを持つものに抱くものだとすると、自分の「スペース＝縄張り」の中に好きなものはあるのではないかと思いました。

「好きな都道府県はどこか」聞かれたときに答えるものが「地元」なのは、凄く「日本人的」で「縄張り意識の高さ」を示した感覚なのだと、わかりました。

日本全国の中で、自分の縄張りはどこ？

では、好きな都道府県が地元だけかというとそうではありません。
生活の中心にある東京都や何度も訪れた静岡県・京都府・大阪府・広島県には、思い入れも思い出もあるので、好きな都道府県として挙げました。

しかし、地元とそれらの県を比べたとき、簡単には説明できない「好きさ」を含むのは、地元だけでした。（決して埼玉の魅力が足りないからではありません。）
唯一、東京都は過ごす時間も地元に匹敵するほど多い地域なので、地元に近い「好きさ」を含むように思います。

地元愛、縄張り愛という帰属意識の高さは、何があっても好きだと感じる要因になっています。ですから、好きな都道府県はいくつもありますが、

好き＝心地よさ

「好きな都道府県」「好きな映画」「好きなブランド」「好きなスポーツ」など、「自分の好きなモノ」を尋ねられる機会は多いように思いますが、皆さんの「好き」の共通点はなんでしょうか？

私は「心地よさ」だと思いました。

心地よさ、とは、自分の心理的な落ち着きや感性が合う感覚を得られる状態を表している言葉だと思います。（落ち着きとは、心理的に落ち着く環境という意味であり、決してチルな環境を指しているのではありません）

心地よい都道府県だからこそ好きだと言える
心地よい人だからこそ好きになる

さらに心地よさを言語化できるようになれば、好きを言語化できるようになりそうです。

（興味を持った「心地よさ」の研究や資料を幾つか共有します。）
➀未来の教室　https://youtu.be/vVOYmrxCACI?si=PtfO4RMY6QcF1HHD
➁岐阜県立森林文化アカデミー　https://www.forest.ac.jp/academy-archives/bioeco2/
➂筑波大学　脳と心とデザインと　https://ura.sec.tsukuba.ac.jp/archives/18411

縄張りの拡大は原動力になる

自分の縄張り感を地元・埼玉県だけでなく、東京都にも抱き始めていることから、縄張りは拡大できることを確信しました。縄張り意識には、何らかの良い影響をしたい気持ち・守りたい気持ちが生じると思いますが、地元の埼玉だけではなく東京でも医療者として貢献したいという気持ちをもつようになってきています。

そんな自分の感情の変化から、縄張りを拡大させることができれば、大切に思うものも増え、貢献できる幅も広がるのではないかと思いました。

「群れ」の話に戻りますが、日本人は群れる力が強い傾向があるのであれば、その「群れ力」を発揮させることも可能なのではないでしょうか？

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相手の記事を読んでみて？

「自分のスペース＝縄張り」の中に自分の好きなものがあるという価値観はとても理解できます。そして、その価値観が日本人の文化に根付いたものであるという分析には納得させられました。
縄張りを拡大していくことが、自分の好きなものを増やしていくことにつながるというのは素敵なことだと思います。
私は自分の好きなものの共通点に、憧れや刺激があるように感じています。ガチャの「好き＝心地よさ」とは真逆であり、ガチャの考えは私にとって新鮮で面白かったです。