痛風PT

理学療法士です。運動器や脳卒中のリハビリに携わっています。 地域ケア会議、いきいき百歳…

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理学療法士です。運動器や脳卒中のリハビリに携わっています。 地域ケア会議、いきいき百歳体操、健康講座や健康体操を地域住民向けに行なっています。

最近の記事

”抵抗勢力との向き合い方”を読んでみた Vol.3

①強い抵抗に対する具体的な対処方法 将来に向けてこのまま放っててよいのか? 改善に向けた検討は? 将来予測される問題は? システムの問題は? という問いかけを行なうべきである。 もっと具体的に問うのであれば 「~から〇の切り口でデータを集計し、△に活かしたいと、新たな意見が出ています、実現に向けて何が障害でしょうか?」 私はまだここまでの議論に到達できないというより、勇気が必要である。 信頼されている人の代役を立てる。 これは結構重要です。 組織図や周囲との関係性を評

    • 新型コロナウイルスのワクチンを打った感想

      この前、ついにファイザー社のコロナウイルスワクチンを打ちました。 少しでも安心して受けられるように情報提供したいです。 引用元:写真AC (1)ワクチン接種は1回目と2回目どっちがしんどい?これは事前の報告や噂通りです。 2回目のほうがしんどいです! その症状は発熱(37~39℃)と全身倦怠感(ダルさ)と頭痛です。 (2)ワクチン接種後の症状とりあえず痛い!! インフルエンザの予防接種より痛い。 なんせ数日痛い。 私は1週間ぐらい痛かった。 そしてなぜか全然違う部位も

      • ”抵抗勢力との向き合い方”を読んでみた Vol.2

        ①抵抗を最小限にする方法(タイミング)上手く進行する会議や提案の方法は、一番良いタイミングですべきある。 これ本当にあるあるです。 例えば、当方はリハビリ科内も急性期、回復期、維持期を大きく分けて3つある。 それぞれ皆平等に忙しい時はない。 どこかが20単位診ていれば、どこかは15単位診ているところもある。 増してや、希望を募って休みを入れる事もある。 さて、このような時にどこが最も抵抗を最小限であるかというと、最も業務量は少ないところです。 忙しいところは新しい案件を提案

        • ”抵抗勢力との向き合い方”を読んでみた Vol.1

          ①抵抗とは?理学療法士になって、病院という特殊な職場環境で勤務して十数年が経過した。 医療は介護の業界の社会は、女性社会である。 医師がトップに君臨する縦社会である。 特にリハビリテーションは歴史が浅く、急激なスタッフ増加により、これからの成長とともに今は忠実性があっても、今後の懸念材料である。 この社会にも色んな抵抗(勢力)を経験してきた。 まず抵抗とはなにか?👇 著書の内容を踏まえて解説していく。 ”抵抗とは悪ではない”である。 ”抵抗とは自然現象”である。 抵抗には抵

        ”抵抗勢力との向き合い方”を読んでみた Vol.3

          リハビリテーション医療で起こるクレーム、トラブル、対立を解決する考え方と方法(Vol.2)

          ①対象者様や上司、他部署との対立(クレーム)問題をどう解決?誰もがこの医療、介護分野に足を踏み入れ、働きだし、一度は直面する問題なのである。 ここではクレームではなく、意見の”対立”と考える。 それをどのように考え、対応していくか👇 そもそも我々は対立という問題が生じた際の解決策をどこで学んでいるのか? そもそも対立とは”互いに譲らないで張り合う”とされている。 この張り合うという意味と自然現象が御園である。 通常、個人間や組織間で対立が生じている際、場の空気感や雰囲気が

          リハビリテーション医療で起こるクレーム、トラブル、対立を解決する考え方と方法(Vol.2)

          リハビリテーション医療で起こるクレーム、トラブル、対立を解決する考え方と方法(Vol.1)

          ①病院現場全体でよくある事例医療や介護の現場で起こり得る問題、いわゆるクレームは果たしてどのようなものがあるのだろうか? よく利用者様から聞くのは 「会計が遅い」 もうこれが一番。 自動会計システムが導入されてもまだこの問題は解決されない。 そもそも予約時間に診察が始まらない事も大きく関わっているであろう。 まだまだこの問題は続きそう。 ②リハビリでよくある事例・外来リハビリを週何回にするか問題 ・リハビリ以外の料金(計画書、目標支援管理料)説明問題 ・リハビリ卒業(終了

          リハビリテーション医療で起こるクレーム、トラブル、対立を解決する考え方と方法(Vol.1)

          脳卒中後の感覚障害に対するアプローチは何が有効?

          ①タイトルSensorimotor vs. Motor Upper Limb Therapy for Patients With Motor and Somatosensory Deficits ~A Randomized Controlled Trial in the Early Rehabilitation Phase After Stroke~ 直訳すると 運動および体性感覚障害のある患者に対する感覚運動 vs 上肢運動療法 ~脳卒中後の早期リハビリテーション段階にお

          脳卒中後の感覚障害に対するアプローチは何が有効?

          スタンフォード式疲れない体を読みました

          ① 疲れとは??この本を読むにあたり、疲れとはなんなのか? その正体について調べてみた。 主観的な感覚と言われてるそうで、誰にでも経験した事があると思います。 うちの子供(小学生や幼稚園児)でも「あ~疲れた~」と口に出す。 そう! 子供でも「疲労」を言う訳です。 どこで覚えてくるのか?親?祖父母?学校や幼稚園? そして休む(寝る)ことによって改善させる訳です。 この文脈から思いつくのは 確かに赤ちゃんや幼稚園児を見てみると昼寝がある。 それぐらい動いて、遊んで、泣いて、エ

          スタンフォード式疲れない体を読みました

          回復期リハ病棟で歩く練習したらすぐ息切れする対象者。あれはなぜ?どのぐらい歩かせて良いの?

          1.回復期リハ病棟って皆、息切れしているの?タイトルにもありますが、回復期で歩く練習は誰もが1日1回は行ないます。 1日6人前後のリハビリの対象者の方々の中には、部屋からリハビリ室まで行くと「はぁはぁ」と息切れしている方もおられます。距離にして100m程度でしょうか。そして血圧を測ってみると、150とか180の数値で「一度横になりましょう」と声をかけていませんか?本当にそれで良いのでしょうか? 私は長く急性期で勤務していました。回復期はまだ4年目ですが、なぜか息切れの方々を

          回復期リハ病棟で歩く練習したらすぐ息切れする対象者。あれはなぜ?どのぐらい歩かせて良いの?