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【読了】『さみしい夜にはペンを持て』|Starbucksでとなりの人に教えたくなる本

お客さんと会う約束の時間まで、少し時間があったので、Starbucksでコーヒーを飲むことにしました。
Starbucksは、平日の夕方であるのに、ほぼ満席の状態です。
何故こんなに人気があるのか、いつも不思議に思います。
先に席を確保しておいてから、カウンターに並びました。

コーヒーを持って、確保しておいた席に戻り、昨日から読み始めている、古賀史健(著)『さみしい夜にはペンを持て』を開きます。
ざっと店内を見回したところ、1割くらいの人がノートパソコンを開いており、2割くらいの人が一緒に来た人同士で、お話をしています。そして残りの7割の人はスマホを触っており、残念ながら本を読んでいる人はいませんでした。

著者の古賀史健さんは、『嫌われる勇気』の岸見一郎さんとの共著をされた方です。
そういうこともあって、読み進めながら、『嫌われる勇気』に書かれていた、「全ての悩みは対人関係の悩みである」という、アドラーの言葉を思い出しました。

対人関係の悩みを解決するのは、難しいものです。
そもそも、他人の性格を変えることなんてできません。
なので、自分の考え方を変えることで、悩みを和らげることしかないのです。
その方法のひとつが、日記を書くことです。

しかし、日記を何年間も書き続けている人ってどのくらいいるでしょうか。
三日坊主で終わってしまう習慣の第一位が、日記を書くことと言っても過言ではありません。
『さみしい夜にはペンを持て』を読めば、日記の書き方が分かります。
そして、日記を書きたくなるのです。

中学生、若しくは小学生向けに書かれた作品なので、とても分かりやすい文章で書かれています。
最近では珍しく、2日間で読み終えました。
私はあまり読んだ本を人に勧めることはしないのですが、となりでノートパソコンに何か打ち込んでいるお兄さんに、「この本、めっちゃええで!」と言いたくなるのを我慢して、席を立ちました。

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