カッコいい山に登りたいという欲求。

登山を始めてから、たくさんの綺麗な景色を見るようになりました。

そんな中で、見た目がとてもカッコいい山があります。
南アルプスの「甲斐駒ヶ岳」もその一つです。
「甲斐駒ヶ岳」は、奥秩父や八ヶ岳などから見ても、一眼で解る山形をしています。
南アルプスの貴公子と言われています。
いつかは登ってみたいとずっと思っている山です。

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子供の頃、スーパーカーブームというのがありました。
ランボルギーニやフェラーリを見て、カッコいいと思いました。
そのうちにテレビや雑誌で見るだけではもの足りなくなり、現物を見てみたいという欲求が出てきます。
そんな子供たちの欲求を満たそうと、「スーパーカーショー」なるものが催されたりしていました。
そして、一度はあんなカッコいいスーパーカーに乗ってみたいと思ったのでした。

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山を見てカッコいいと感じるようになったのは、登山を初めてからです。
写真でカッコいい山を見ると、一度はこの目で実際に見てみたくなります。
一度遠くから見ると、今度は少しでも近くで見たくなり、そして登ってみたくなるのです。

大人になってもカッコいい車を見ると、乗ってみたいという欲求が湧きます。
それと同じように、カッコいい山を見ると一度は登ってみたいという欲求が湧いてくるのです。

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先日、南アルプスの「仙丈ヶ岳」から間近に「甲斐駒ヶ岳」を見て、やっぱり登りたいと思いました。
子供の頃にスーパーカーに乗りたいと思ったのと同じようにです。
そんな欲求が続くから、登山は楽しいのです。