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【読書】今村翔吾(著)『じんかん』「第5章:夢追い人」まで読み進む。〜戦国の世は続く〜

とうとう、第5章まできました。
これから、後半に差し掛かっていきます。
読み終わってしまうのが寂しいと感じてしまう、面白い小説です。

西暦1564年になりました。
三好長慶も死んでしまい、主人公である松永久秀も、56歳になります。
この時代での56歳は、もうかなりのお爺さんです。

そろそろ登場するであろう、織田信長は30歳で、油の乗り切っている頃です。
妹のお市の方を、浅井長政に輿入れさせたのがこの年です。
その朝井長政にも、信長は裏切られることになります。

「応仁の乱」自体は10年程度で終わっていることになりますが、戦乱の世は続いています。
戦国時代という形で見ると、「応仁の乱」が始まってから97年が経過しています。
もう少しで、「英仏100年戦争」の記録を抜くところです。
まだこの先、1600年の関ヶ原の戦いまで、戦乱の世の中が続きます。

大変な時代だからこそ、たくさんの英雄が生まれ、その英雄に纏わる物語りが生まれています。
過去の歴史があって今があると考えると、今生きている事自体も歴史を刻んでいるという事になります。
英雄の様な事はできませんが、自分なりに一生懸命に生きなければと考える、2023年の夏至の朝です。
既に太陽は、高く昇っています。
今日も頑張って、歴史の1ページを刻もうと、気合を入れます。

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