見出し画像

三浦綾子(著)『氷点』をオーディオブックで聴き進める。

三浦綾子(著)『氷点』をオーディオブックで聴き進めています。
オーディオブックには否定的だったのですが、聴き始めると止まらなくなってしまってます。

15時間58分まで聴き進みました。
食事をしながら、食器を洗いながら、洗濯物を干しながら、車を運転しながら、歩きながら聴いています。
本を読みがらでは、出来ないことばかりです。
ただやはり、本を読んでいるという感覚はありません。
そのあたりは少し寂しく感じるのですが、読書とは別物だと思うしかありません。

『氷点』という物語りを聴いていると、主役になっている夫婦は、最悪の人間です。気が重くなるほど、悪い人たちです。
夫婦の周りには、良い人たちもいます。特に、子供たちは本当に出来た人間です。

そんな最悪の夫婦の物語なので、修羅場の連続です。
人間は、誰しも多かれ少なかれ隠し事をしながら生きています。
隠し事は、隠し通せれば何も問題は起こりません。
しかし、大抵の隠し事は、隠しきれないものです。一生隠し切るのは難しいものです。
隠しきれなくなった時、現場は修羅場となります。

残り時間は、7時間37分です。
この先、どのような修羅場が待っているのか、どのような着地に向かっているのか、先が読めません。
本当に、気が重くなる物語です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?