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【読書】池井戸潤(著)『俺たちの箱根駅伝』を購入。

有隣堂さんのキュービックプラザ新横浜店を散歩していると、『俺たちの箱根駅伝』の表紙と目が合いました。
文芸書のコーナーに、表紙を前にして立てかける「めんだし」という形で並べられているのですから、目が合って当然です。

池井戸潤さんといえば元銀行マンなので、「半沢直樹」に代表されるように、金融系小説のイメージが強くあります。
更に企業系小説からスポーツ系小説へと、様々な作品を書かれています。

ハマっていた頃は、池井戸潤さんの作品ばかり連続読みしていました。
その後、しばらく遠ざかっていたのですが、『俺たちの箱根駅伝』は近いうちに読みたいとは思っていたのです。

箱根駅伝と高校野球の甲子園大会が、なぜか似たような空気を感じるのは私だけでしょうか。
おそらく、「伝統」というキーワードが共通しているからだと思います。

箱根駅伝の始まったのは1920年で、高校野球が始まったのは1915年。そして高校野球が甲子園球場で行われるようになったのは、1924年からです。
どちらも同じような時期に始まっており、戦時中の中止の期間を挟んで既に100年を経過しています。

それと、どちらも団体競技であるということです。
一人のミスや不調が原因で、チームの勝敗が決まることがあります。
そういう意味では、とても過酷なスポーツです。
どんな団体競技でもそういった面はありますが、やはり「伝統」という言葉が独特な重みを与えています。

池井戸潤潤さんの作品は、人の心の奥底にあるものを、巧みに表現します。そして、とてもスリリングな展開の作品ばかりなので、『俺たちの箱根駅伝』も楽しみにしています。

他にも読み進めている本が増えたてきて、ちょっとどうしようかという感じになってきています。
そのときの気分で、読みたいと思った本から手に取ってページを進めていきたいと思っています。
読みたい本が増えたていくのは、幸せなことです。



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