お酒を飲みながらするしょうもない話。(大阪VS東京編)
50歳を過ぎると、お酒を飲むときの話題は病気の話か、昔ばなししかない。
後は、本当にしょうもない話ばかりだ。
例えば、大阪と東京の違い。
大阪のひとは、大阪を自慢する傾向がある。
大阪のひとが数人で出張かなにかで東京に来て飲み会をすると、決まって大阪と東京の違いみたいな話題になる。
モータープール
子どっもの頃モータープールという看板を見て、泳げるプールのことかと思っていた。
大人になってから、モータープールが駐車場だということがわかった。
就職をして大阪以外のひとと話すことが多くなり、モータープールの意味が通じないということがわかった。
駐車場のことだと説明をすると、なにか大阪に似合わずカッコイイ言い方だと言われた。
モータープールの語源を調べると、進駐軍が言い出したという説がある。
カッターシャツ
ワイシャツの語源は、ホワイトシャツの訛った言葉だと聞いたことがある。
大阪ではワイシャツのことをカッターシャツという。
略して、カッターというのが一般的。
例文としては「オカン、カッター洗濯しといて。」(訳:お母さん、ワイシャツを洗濯しておいてください。)となる。
カーターシャツの由来は、スポーツ用品メーカーの美津濃が「勝った!」という言葉から名付けたとのことである。
アパレル系の話では、モモヒキのことを大阪ではパッチという。
「必死のパッチ」という言葉も大阪の人はよく使うが、いつ、どこで、誰が言い出したのか不明である。
色々と説明をして、最後に「知らんけど。」
大阪の人は、他人に説明をすることが好きである。
大阪弁の語源とか由来とか、長々と詳しい説明をしてから最後に「知らんけど。」という。
これは、説明をしている間に自信が無くなってきて、責任を持てなくなった時に使う。
むかしは聞いている方も「へー、そうなんだ。」で終わったのだが、最近は説明をしている途中でスマホで調べ出す人がいたりする。
なのでなるべく早いめに「知らんけど。」を発動する。
グランシャトーを合唱
大阪のひとは「お前はアホか!」と言われると喜ぶ。
逆に「バカじゃないの。」と冷静に言われるとめちゃ落ち込む。
大阪の人にとって、アホは褒め言葉である。
大阪の人は、アホになることが大好きなのである。
そして宴は、大阪のひとたち全員でグランシャトーのCMソングを合唱して終わる。
しらんけど。
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