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【読書】原田マハ(著)『常設展示室』「薔薇色の人生 La vie en rose」〜SOMPO美術館に行きたい〜

美術展に展示されている絵画を、もし購入するとすれば、どのくらいの値段がするのだろうかと考える事があります。
そもそも売る人がいなければ、買うことはできない訳で、お金を出せば買えるという様なものではないのかもしれません。

バブルの頃に、日本の保険会社がゴッホの「ひまわり」を高額で落札した事が話題になりました。
調べて見ると、当時の落札価格は58億円だったそうです。
この作品は現在、SOMPO美術館で見ることができます。

私はSOMPO美術館には、まだ行った事がありません。
今、SOMPO美術館では、「山下清展」が開催されています。
あの、裸の大将で有名な山下清です。
山下清の作品も、実物は見た事がないので、これは見に行かなければならないと、思っています。

原田マハさんの小説を読んでいると、美術館に行きたくなります。
これだけ世の中には動画の情報が溢れているのに、人が描いた静止画を見に美術館まで出かけて行くということには、何か理由があります。
美術館に行く人には、何かしらの行く理由があり、人それぞれの人生ドラマがあります。
私は美術館に行って、そういう絵を見ている人を見るのも、好きです。
ちょっとキモチ悪いおじさんと思われるかもしれませんが、この人にはどんなドラマがあるんだろうと、妄想したりします。
原田マハさんの小説を読んでから美術館に行くと、そんな事を考えてしまいます。

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