見出し画像

【読書】井原忠政(著)『三河雑兵心得 弓組寄騎仁義』 第二章「不信なり三河守」まで読み進める。

戦国時代の戦というのは、実際のところどんな感じだったのでしょうか。歴史小説をずっと読んでいると、どうも作り話が多いような気がしてきています。

「徳川軍2万人に対して、武田軍3万人の戦い」なんていう表現がよく出てきます。
あまりピンとこないので、私は、甲子園球場を想像します。甲子園球場の収容人数が47,400人です。
満員の甲子園球場の応援は、凄まじいものがあって、なんとなく戦国時代の戦いを擬似体験できます。

戦国時代に、戦に参加していたのは、武士だけではありませんでした。武田軍の足軽なんかは、農民が多かったようです。農民が、副業として参加していたのです。だから、田植えや稲刈りの繁忙期には、本業に戻ってしまいました。戦国時代とはいえ、最も重要だったのはお米だったのです。せっかく攻略したお城も、農業の繁忙期には手薄になってしまっていたのです。

徳川軍の強さの理由のひとつは、常備軍の多さでした。そして、戦国最強と言われた武田軍と何度も戦っているうちに、強くなったのです。そして、結束力も強化されました。それは、織田軍にはない強みでした。

以上は、私がこれまで、歴史小説を読んできて得られた知識です。本当のことは、はっきり言って良くわかりません。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?