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積読本を増やして、幸せに暮らす作戦

積読本のことを考えていて、とてもいい作戦を思いついたので、ご紹介をしたいと思います。

私は先日、積読本が溜まりまくっているのにも関わらず、吉祥寺で古本屋さん巡りをして、一気に7冊も本を買ってしまいました。
(古い月刊誌を入れると、正式には9冊です。)

読書好きの人の部屋に行ったら、本棚いっぱいに本を並べられていることがあります。
基本的に、その人が読んだ本ばかりです。
「この本、全部読んだんですか?」と聞くと、「当然です。」というようなリアクションが返ってきます。

私も読んだ本を溜め込んでいたのですが、去年辺りに本当に好きな本だけを残して、殆どの本をメルカリで売ってしまいました。
そしてまた最近、本が溜まり始めています。
溜まり始めているんですが、読了した本は少ししかありません。
いわゆる積読本ばかりです。
それなのに、吉祥寺で1日に7冊も買ってしまったのです。

こうなったら、開き直ってやろうという気になってきました。
普通の本好きの人は、読んだ本を本棚に並べますが、私は読んだ本はメルカリで売るなどして減らしていって、本棚はまだ読んでいない、積読本ばかりにしてやろうと思うのです。

積読本が溜まっていくと、何故か罪悪感を感じてしまいます。
読みたい本があっても、まだ読んでいる途中の本や、積読本があるからと思って、買わなかった本がたくさんあります。

これからは、ある程度予算は決めておいて、読みたいと思った本はどんどん買って、本棚に並べていこうという作戦です。

この作戦、意外とテンションが上がる気がします。
読んだ本が目の前にあるよりも、読みたい本が目の前にあった方が、絶対に楽しいと思うのです。

そもそも読みたい本って、その日によって、また、その時の気分によって変わるものです。
ということは、読みたいときに読みたい本があるということは、とても幸せなことです。
「今日はどの本を読もうかなあ」と本棚を見ながら暮らすのは、最高の生き方だと思うのです。

ある日、誰かが私の本棚を見て、「凄い!これ全部読んだんですか?」と聞いてくるとします。
そして私は答えます。
「いや、まだ一冊も読見終わってないよ。」

人生は、考え方次第です。
積読本が増えて落ち込むのではなく、積読本があることは幸せなことなのです。


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