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富士山で咲く花の名前を調べる。

イメージ的にも理解ができるかもしれませんが、富士山ではあまり花は咲いていません。
富士山は5合目ですでに標高が2400メートルくらいなので、6合目になるとすでに森林限界を超えてしまいます。
6合目あたりまでは、沢山の花を見ることができます。

7合目より上は3000メートルを超えます。
標高が3000メートルを超える山は、日本では北アルプスや南アルプスでしかありません。
日本で2番目に高い山は、南アルプスの北岳で、標高は3193メートルです。
富士山でいうと七合目と八合目の間くらいの標高です。



富士山は北アルプスや南アルプスと比べると、新しくできた山です。
富士山の地面は溶岩でできた岩や砂です。
見るからに植物が育つための養分が豊富にあるとは思えません。
気温も低く、毎年10月上旬には冠雪があり、6月頃まで雪に覆われています。
周りに高い山がないことから、風の強さも半端ではありません。
そういうこともあって、山頂付近は植物は殆ど育つことができません。

山頂付近の写真を見ても、なんか月の表面みたいです。
もっとも、月には行ったことがありませんが。

富士山の山頂付近

富士山で撮影した花の写真


イタドリ


ヤマホタルブクロ
イメゲツソウ
イワツメグサ
ミヤマアキノキリンソウ
トモエシオガマ



ハクサンシャクナゲ
クルマユリ


富士山では、北アルプスや南アルプスのように、本格的なカメラを持って写真を撮っている人は殆ど見かけませんでした。
私も、撮った写真を見返すと、雲海の写真ばかりになっていました。
これまで、遠くから撮影した富士山の写真はたくさんあります。
改めて富士山というのは、登る山ではなくて眺める山なんだと感じました。


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