八ヶ岳 赤岳から硫黄岳へ。
久しぶりに八ヶ岳に行っていました。
今回の最大の目的は、八ヶ岳の核心部である赤岳から硫黄岳までの縦走です。
健脚の人だと日帰りでも可能ではありますが、一般の登山者には1泊2日の方が無難なコースです。
当然私は、赤岳天望荘に宿泊して1泊2日でのんびりと楽しんできました。
地蔵尾根
登山口のある美濃戸から北沢ルートを通って赤岳鉱泉を経由し、行者小屋へ向かいます。
そこから地蔵尾根を登って宿泊場所である、赤岳展天荘を目指します。
この地蔵尾根がハシゴとクサリの連続で、ものすごく怖いのです。
怖いのですが、これが八ヶ岳の醍醐味でもあります。
赤岳天望荘
赤岳展望荘で先ずチェックインをし、ザックを下ろして一休みをします。
そうしているうちにガスってきたのですが、先ずは八ヶ岳の最高峰である赤岳にアタックします。
ここからも結構な急登で、クサリが続きます。
決して油断はできません。
山頂を踏んで、ピストンで下山しましした。
1日目の予定はこれまでで、後は赤岳天望荘でまったりとくつろぎます。
残念ながら夕焼けは見れませんでしたが、消灯の時間の前から寝てしまって、十分すぎるほどの睡眠をとることができました。
御来光
翌日、朝の楽しみは御来光です。
雲が厚い目にありましたが、綺麗な御来光を見ることができました。
そして朝食後、いよいよ今回のメインイベントである、横岳を越えて硫黄岳までの縦走に臨みます。
横岳
この横岳というのは、いくつかの峰の連なりなのですが、そのどこから眺めても景色は最高で、まさに絶景です。
景色は最高なのですが、ハシゴとクサリ、そして岩登りとスリリングな場所の連続です。
一歩間違えれば大怪我どころか、恐らく命もありません。
緊張状態が続きます。
硫黄岳山荘
なんとか横岳を超えて、硫黄岳の手前の稜線にあるのが硫黄岳山荘です。
ここは天皇陛下が26歳の時にお泊まりになられた山小屋です。
トイレをお貸りしたのですが、とても綺麗で、山小屋には珍しく水洗トイレでした。
しかもシャワーもあるのです。
今度、是非泊まってみたい山小屋です。
硫黄岳
今回、もうひとつ楽しみにしていたのが、硫黄岳から見る爆裂火口でした。
しかし、残念ながらガスが上がってきて見ることができませんでした。
今回は諦めて赤岳鉱泉に降り、そこから来た道である北沢ルートから美濃戸に戻りました。
次の目標
この2日間は、八ヶ岳を満喫しました。
またひとつ、登山の目標が達成されました。
つぎは何処の山を目指そうかと考えていますが、目標のハードルがどんどんと高くなっていきます。
これだから登山は楽しくてやめられないのです。