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初めての南アルプス 「仙丈ヶ岳」

初めて南アルプスの山に登りました。
登ったのは、南アルプスの北部に位置する「仙丈ヶ岳」です。
標高は3033メートルで、初めての3000メートル超えでもあります。

日本中に〇〇アルプスと呼ばれている山は沢山ありますが、日本アルプスとは北アルプス、南アルプス、中央アルプスの3つの山脈になります。

2020年の秋に、中央アルプスの木曽駒ヶ岳(標高2956メートル)には登りましたが、ここはロープウェイで標高2610メートルまで登れるので、標高差は400メートル以下です。

今回は登山口のある北沢峠まではバスで行きますが、北沢峠の標高が2032メートルなので、標高差はほぼ1000メートルになります。
体力にあまり自信のない私にとって、標高差が1000メートル近くなると、かなりきつい登山になります。

最初は日本三大急登の一つである黒戸尾根から甲斐駒ヶ岳に登ることを計画していましたが、調べるとかなり難易度が高いということがわかりました。
黒戸尾根から登ると甲斐駒ヶ岳までの標高差は2200メートルを超えます。
日帰りで登る人もいますが、よほど健脚でない限り普通の人は山小屋かテントで一泊することになります。

北沢峠からでも甲斐駒ヶ岳に登れますが、甲斐駒ヶ岳への登頂は将来の楽しみにとっておいて、今回は景色がとても綺麗で、山頂付近も比較的なだらかな仙丈ヶ岳に登ることにしました。

甲斐駒ヶ岳を見下ろす

登っている間は霧が多かったのですが、時々霧が切れて甲斐駒ヶ岳が立派な勇姿を見せてくれました。
甲斐駒ヶ岳の標高は2967メートルなので、仙丈ヶ岳からは見ると少し見下ろす感じになります。
いつも八ヶ岳などのいろんな山から眺めていた、憧れの甲斐駒ヶ岳が間近に見れたのは感動的でした。
甲斐駒ヶ岳は本当にカッコイイ山です。

甲斐駒ヶ岳

仙丈ヶ岳は、「南アルプスの女王」と言われているだけあって、景色の素晴らしいところでした。
あまり花には詳しくありませんが、高山植物が至るところに咲いていて、お花畑のようなところもあります。

いつかまた、もう一度登ってみたい山です。
そして憧れの甲斐駒ヶ岳へも、絶対に挑戦したいと思っています。

山頂付近の稜線

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