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【読書】宮崎直子(著)『鋼の自己肯定感』を読了。

この本を読む人は、恐らく自己肯定感が低いと感じている人です。そして、自己肯定感を高めたいと思っている人です。自己肯定感の高い人は、そもそも自己肯定感なんてことは意識しておらず、この本を手に取ることはありません。

自己肯定感が高いとか低いとかいうのは、本人が感じるものであって、他人が評価するものではありません。あの人は自己肯定感が高いと思っていても、本人はどう思っているのか分かりません。自己肯定感は、体温計や血圧計の様な器械で測れるものではありません、自分が高いと思えば高いし、低いと思えば低いのです。

人生は、自分の思い通りには中々いかないものです。不測の事態に陥いることも、長い人生の中には何度かあるもので、そうなるとどんな人でも不安になり、自己肯定感は下がります。
そんなときに助けてもらえる本があれば、心強いものです。少なくとも読書という習慣があれば、心強い本に出会う確率は高まります。

私自身、何度も本に助けられて生きてきました。あのとき、あの本がなかったらどうなっていたのだろうと思う事が、何度かありました。
本を読む事で、自己肯定感を上げることは可能です。一般的には思い込みはよくありませんが、自己肯定感については、思い込みでいいのです。寧ろ、思い込む必要があるのです。

『鋼の自己肯定感』を読み終えた私は今、自己肯定感の高いとても気持ちのいい状態です。

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