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【読書】『AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣』と『黒牢城』の並行読書

今、『AI分析でわかったトップ5%リーダーの習慣』という本と、『黒牢城』という本を同時進行で読んでいます。
この2冊の本、まったくジャンルが違います。
前者はタイトルの通り、仕事でリーダーシップを発揮するにはどのような行動を取ればいいかという、ビジネス書です。
後者の方は、歴史小説でもあり、ミステリー小説でもあります。
全く違う2冊の本ですが、意外と同時に読み進めると面白いのです。

歴史小説は、大きな流れは史実に基づいて書かれていますが、基本的にはフィクションです。
『黒牢城』の主人公である荒木村重が、実際にはどういう人物だったかは分かりませんが、この物語に登場する荒木村重は、とてもカッコ良くて、しっかりとリーダーシップを発揮するのです。

現在の社会で、戦国武将のようなことはできませんが、精神的には参考になることがたくさんあります。
スポーツの解説なんかで、よく「士気が上がる」という言葉を耳にします。
リーダーというのは、メンバーの士気を上げる存在にならなければいけないのです。
リーダーの一言で、士気が上がったり下がったりすることは確かにあります。
士気が上がったからといって、必ずしも良い結果が出るとは限りません。
ただ、良い結果が出る確率が上がるのは間違いないでしょう。

最近は、モチベーションという言葉の方がよく使われますが、昭和生まれのおじさんたちは、やはり「士気」という言葉を使いたくなります。
とにかく、士気が上がった方が、メンバーは楽しく仕事ができるのです。


戦国時代の武士たちも現在のビジネスマンも、やっていることは違っても同じ人間です。
精神的なところは、実は大して変わらないのだと思います。
このリーダーのためなら頑張れるという気持ちは、今も昔も同じではないかと思うのです。

戦国時代の武将の、トップ5%の習慣をAIで分析していたら、歴史が変わっていた筈です。
もしかしたら徳川家康は、ChatGPTを使いこなしていたのかもしれません。




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