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【読了】井原忠政(著)『三河雑兵心得(伍)砦番仁義』|信康事件の真実は?

井原忠政(著)『三河雑兵心得(伍)砦番仁義』を読了しました。
しばらく他の本を読んでいたのですが、漸くこの本に戻ってきました。
この物語りは先が長いので、じっくりと読み進めていきます。

徳川家康の嫡男である松平信康の自害を描いた物語は、これまでもいくつか読んできました。
それぞれ、少し違った描かれ方をしていて、何が真実なのかよくわかりません。
実母の築山殿とともに今川氏真に通じていたとか、若しくは武田勝頼に通じていたとか。
本当のところは、どうだっだのでしょうか。
火のないところに煙は立たないということなのでしょうか。

いずれにしても、徳川家康のその後の人生を変える事件になったことは間違いありません。
徳川家康の嫡男であろうが、名もなき足軽であろうが、人の命には変わりはないのですがね。
戦国時代というのは、酷いものです。
戦国時代に生まれなくて、本当に良かったなと思います。


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