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読書日記~番外編:私の本棚①~|思考の整理学/外山滋比古

こんにちは。

いつもは初めて読んだ本を紹介していますが、本日はちょっと番外編です。

私はもっぱら家に本を置かない主義で、図書館か、買っても読んだらすぐに売りに出します。そんな私がずっと手元に置いている本たちを紹介。

①思考の整理学/ちくま文庫/外山滋比古

この10年東大・京大生に一番読まれ(2012年~2021年文庫ランキング 東大生協本郷書籍部・京大生協 調べ)、1986年に刊行されてから長きに渡って愛されているこの本。

この本は”思考の整理”をテーマに、考えるコツや頭の使い方について書かれた本です。こういった”考え方”については、自己啓発本等で多くあるテーマですが、この本は小説にように美しい表現でつづられています。

ちょっとネタバレになるかもですが・・・

”カクテル”という章があります。誰かの考えと誰かの考えを混ぜただけではそれはただの”ちゃんぽん酒”だ。うまく熟考された考えは”カクテル”となり人の心を酔わせるのだ―

要約するとこんな感じ。なんとキレイな表現でしょう。お酒に例えたオチが秀逸すぎる。考え方についてまとめた本でちょっと難解ですが、表現が美しく、読んでいて楽しいです。小説好きな方にもおすすめな1冊です。

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