越冬したメダカの水換え方法

3月に入りだんだんと暖かくなってきてまいりました。
冬場に水槽の底で冬眠をしていたメダカも、気温が高くなってくと、水面まで上がって、餌を求めて泳ぎ始めてきます。

冬場に溜まった水槽の汚れをキレイにして、春先からメダカが元気に泳ぎ回れるよう、飼育水をリセットする方法についてご紹介します。

一方で、越冬したメダカの水換えは、冬季になって水温が低下しているため、慎重に行う必要があります。

1、水温の確認
水換えを行う前に、水温を確認しましょう。水温が低いとメダカがストレスを感じるため、水温が10℃以上になってから水換えを行うようにしましょう。目安としては外気温が15度以上の日が続くようなタイミングです。

2、メダカの移し替え
別の容器を用意し、飼育をしている水槽から、メダカを移し替えましょう。
このとき、飼育水の上澄みのキレイな部分も一緒に移します。

2、水槽の清掃
水槽内を清掃します。水槽底にたまった汚れや食べ残しを取り除き、水草やフィルターを洗浄しましょう。清掃が終わったら飼育水と一緒に、メダカを戻してください。

3、水の調整
水換えを行う際は、水道水を使う場合もありますが、塩素や塩素系消毒薬が含まれている場合があります。水道水を使用する場合は、水道水処理剤を使って塩素を中和するか、水を24時間以上放置して、塩素が飛んでから使用しましょう。

4、水換え
一度に半分程度の水量を入れ替え、数日置いてからもう半分程度の水量を入れ替えるようにしましょう。急激な水質の変化はメダカにストレスを与えるため、注意が必要です。

注意点
水換えは新しい水を徐々に入れることで、メダカにストレスを与えずに水質を改善することができます。数日かけて、徐々に新しい水を入れ替えていきましょう。
また、水換え後には、水質浄化バクテリアが十分に繁殖せず、水質が悪化する恐れがあります。PSB(光合成細菌)をはじめとした、浄化バクテリアを添加して、水質を安定させてください。
PSB(光合成細菌)についてはコチラの記事もご覧ください。

以上が、越冬したメダカの水換え方法の基本的な手順です。メダカがストレスを感じないように、注意して行いましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?