なぜバイオリンを始めてどこへ行くか

バイオリンを大人になって始めたからには、親に言われてやる子供の習い事とは違い、確固たる自分の意思があったはずである。
私はどんな意思があったかというと、趣味を聞かれて困る生活を脱したかったのである。オタク気質なので、そもそも何かを極めるのも好きなのもあるが、社会人になるとこう………やたら趣味聞かれない?そんで映画鑑賞とかありきたりな趣味を吐く私という人間が私はつまらなくなった。
で、なんか趣味……ハマれる新しい趣味始めたい……と考えていたら、そうだ!今までお金なくてできなかった憧れの楽器、バイオリンがあるじゃないか!と思い出したのである。
大人になってからバイオリンは難しいよって散々言われてるからまだ難易度はマシらしいチェロになびいた瞬間もあったが、バイオリンってぇのは数ある楽器の中で生演奏の価値が高い(私論)からやっぱりバイオリンにした。なぜ生演奏の価値が高いかというと、バイオリンが出せる音域(高音)は生演奏以外では劣化しまくるからである。だから貴重なのだ。私は劣化してないバイオリンの音を自分で奏でてみたいと思ったのだ。

そんでそのバイオリンで到達する目標レベルはアマオケ。地元にクラシックアマオケあるんだけど、何歳になってもいいから入りたい。やっぱりクラシックオケは幼い頃からよく聞いていたし、美しくも厳格な芸術に踏み込めるなんて最高。この、何歳になっても大丈夫な趣味ってとても人生を豊かにすると私は思う。

私はそんな感じでバイオリンを始めました。

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