ウェブ解析士を合格!受けてみた所感
改めまして、せーひろです。
普段は小売DXのベンチャー企業で従事しており、
FMCGやD2Cのお客様向けのOMO支援について考えています。
今年の6月に取得したウェブ解析士について、お話したいと思います。
ウェブ解析士とは
一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が提供する認定資格のことで、
デジタルマーケティングに関わるものです。
資格としては、
①ウェブ解析士
②上級ウェブ解析士
③ウェブ解析士マスター
の3段階あります。
ウェブ解析士はウェブ解析・マーケティング・用語理解・知識を習得する証、上級ウェブ解析士は実践経験によるデジタルマーケティングスキル習得、ウェブ解析士マスターはウェブ解析士の最上位資格で、指導を含めウェブ解析士会員のロールモデルとなることを求められています。
今回、自身はウェブ解析士を取得しました。
※恐らく前職の時に、当時の初級ウェブ解析士たるものは取得していたうっすらとした記憶はありました。
資格取得のために行ったこと
資格取得のために行ったことは大きく以下3つです。
①ウェブ解析士 認定試験公式テキストを読んだこと
公式に販売されているテキストに書かれていることを読みました。
正直文章が多く、読みづらいと感じた部分もありましたが、
一通り原理原則や強調しているキーワードなどを頭にインプットしました。
テキスト自体は2周ほどインプットしました。
②講座・模擬試験を受けたこと
講座や模擬試験を一通り受けることで、
テスト問題の傾向やポイントとなってくる専門用語や理解を深めました。
4択の選択式問題のため、正解を当てることも必要ですが、明らかに違うものを解答の選択肢から除くことも重要であること認識しました。
③日々の業務を通じて理解度を深めたこと
デジタルマーケティング支援を日々行っているため、
GA360や広告アカウント、専門用語や計算方法などは理解を深めました。
公式テキストや講座・模擬試験では日々の業務で馴染みない用語や考え方も出てきていたので、特に重点的に理解を深めました。
資格取得してみた感想
対外的には、アピールの一環になることはあると思います。
特にデジタルマーケティング支援を行う会社や仕事では、1つの信頼感の醸成に繋がると思います。
一方で、ウェブ解析士の資格だけでは、日々の業務実態と多少乖離があると感じました。原理原則としての考え方はあるが、応用や考え方を拡張させて向き合っているので、マーケターとしてのこだわりだったり、仮説の領域までは踏み込めていない印象を抱きました。
※ウェブ解析士では、1つの質問に対して、選択肢4つの問題なので難しさがあるかもしれません。
恐らくこのあたりが、上級ウェブ解析士やウェブ解析士マスターでクリアにしていく領域かと思っております。
個人的に感じたのは、資格取得も重要かと思いますが、大きな金額でのプランニングと施策実行、多くの業種・業態での実績、あらゆる媒体の運用、各媒体のアップデート情報の把握を組み合わせたコンサルテーションが重要かと思いました。
失敗や成功を問わず一次情報から学び糧とすること、それを転用して常にブラッシュアップし続けることこそが、最も重要だと思います。
今回、ウェブ解析士を取得することは出来ましたが、
資格と実績の双方を兼ね備えることに越したことはないと思うので、
日々の業務にもより一層努めて参ります。
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