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【受験生向け】面接対策について

面接の重要性

こんにちは。Nyancyです。

今回は2本目の記事になります。

何を書くか迷ったですが、現在10月の下旬ということで、編入試験の筆記試験は大方終わりに近づいてきました。1次試験を突破された方々は2次試験対策に入られると思います。

このようなことを考慮し、今回は私が行った面接対策を紹介しようと思います。

私が合格をいただいた大学は、合格基準を明瞭に示している大学の1つです。

その中で、なんと合計得点の1/3が面接という2次試験での逆転のチャンスが大きな大学でした。

私は筆記試験対策の時間が非常に短かったため、1次試験(学力試験)で自分が定員の上位10位以内に入れている自信が全くありませんでした。

また、医学部学士編入に関するあるブログで、1次試験は複数校受かったにも関わらず、2次試験を全部不合格になったというエピソードを拝見させていただき、「面接も学力試験と同等に侮るなかれ」と言う教訓を得ました。

そこで、他にも筆記試験の対策が必要な大学の編入試験を控えていましたが、その勉強は一旦休止!

面接対策のみに約3週間ほど時間をつぎ込むことを決意しました。

面接対策 準備編

受験対策は、一にも二にも情報収集が鍵です。

最初に私は、医学部学士編入合格者の方の複数のブログを読み漁り、特に受験する大学が出してきそうな質問をリスト化しました。そして、それらに対する回答を1週間ほどかけて作りあげました。

回答を作る際は、志望校の情報や志望校の所在する都道府県の医療事情について徹底的に調べ上げ、それを交えた回答作りを行いました。

また面接の際に2冊ほど医学部面接対策の本を参考にしました。この本を読んだ目的は、「地雷を踏まない」ためです。「これは言ったら一発アウト!」のような回答を言わないように、ディフェンス目的で購入しました。このページの一番下に私の購入し参考にした本を貼っておきます。

面接対策 練習編

最初に、自分が準備した質問リストとそれに対する回答を何度も口に出して読み、要点を頭にたたきこみました。

ここで大切なことは、一言一句覚えないことです。

要点だけ覚えて、あとは多少言い回しが変わっても良いですし、アドリブで応答すれば良いと考えていました。

目指すのは役者ではありませんし、一言一句覚えていたら、全く前に進みません。また面接で棒読みのような回答をしたり、目線を上にあげてしまう原因になるので丸暗記は敢えて避けました。

★Anki活用法

そして、大体の要点がつかめたら、Ankiというアプリをパソコンにインストールしました。

このアプリは、簡単に言うと、単語帳を作れるフラッシュカードアプリです。そこにリスト化した質問をどんどん入力していきました。

このAnki アプリのインストール方法はコチラから。

★Zoom活用法

Zoomを起動し、自分一人だけのミーティングを立ち上げ、Ankiでランダムに質問を出題してもらい、それに回答するという練習を行いました。

面接の様子は必ず毎回録画し、それを見直して改善する作業を何度も行いました。

この練習をすることで、自分が無意識に面接時に行っている悪い癖を把握し矯正することができます。

面接対策 実践対策編

面接対策を始めて2週間たったころは、実際の試験を想定した練習をすることにしました。

人事採用担当を行っている友人や会社を経営している友人に頼み込み、面接官役をしてもらいました。

会議室を予約し、本番と同じような机の配置にして、3時間ほど練習を行いました

面接官役をしてくださる友人たちは非常に協力的だったため、独自で面接のチェックシートを用意してくれていました。

それを用いて面接及び採点を行い、具体的な数値を示して私の面接に関するアドバイスをしてくれました。

またスマホのカメラで、この練習の一部始終を撮影し、後から見返して更なる改善点を探しました。

さらに後日、看護師や医師の友人からZoomを使って面接対策をしていただきました。この2名から面接練習で出された質問は、実際の本番でもドンピシャで聞かれました。

医療従事者目線でのアドバイスというものは本番で非常に役立つことを身を持って体験しました。

幸運の女神には前髪しかない

以上がざっとではありますが、私の行った面接対策です。

もしかすると、学力試験でしっかり点数とっておけば、面接本番はそこまでしなくても良いのでは・・・という意見もあるかと思います。

しかしながら、「幸運の女神には前髪しかない」という言葉があるように、せっかく素晴らしい志や人格を持ち、学力試験で頑張って得点も稼いだにも関わらず、面接の準備を侮り1点差で不合格になると言うことも無きにしもあらずだと私は思います。

私は薬科大出身のため、薬剤師国家試験を受けたことがあります。この試験を受けた際に、1点差で不合格になり1年間を棒にふり涙を飲んだ友人たちを何人も見ました。

1点に泣くことだけは、死んでもしたくありませんでした。

「自分の人間性は絶対に医師に向いている!」と皆様は信じてやまないはずです。

その素晴らしい人間性を面接でアピールできないのは非常にもったいないことなのです。

是が非でも万全の対策をして望むことをお勧めいたします。

この記事の内容が皆様の二次試験対策に役に立つことを切に願っています!

今日もご閲覧いただきありがとうございました。

私が面接対策に使った本

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↑  一般入試の2次試験でこれまで聞かれた各大学の質問を紹介してくれています。

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