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声を出すとは?

割引あり

やなぎです。声を出すとは、どういうことか考えてみます。

例えばドラム。これは、スティックで叩くことによって音を奏でます。またピアノは、鍵盤を叩くことでハンマーが弦を弾きます。では音声は、どのように生まれるのでしょう。

人間の出す音声は、脳で言いたいことを考え、口の動き(舌の位置など)をつくり、肺からの呼気が声帯を経て、口腔や鼻腔内での共鳴によって、唇から外に空気が出ていきます。そして空気が振動し、その振動波が他者の聴覚器官に伝わります。

その伝わった音は、聴覚器官を経て蝸牛神経、さらには大脳へと伝わります。大脳では、Wernicke野(=感覚性言語中枢)で音を知覚し、前頭葉で意味の解釈を行っていきます。

このように、人間が話すということは、脳内で様々な働きが行われると同時に、肺や声帯、舌などの口腔器官が密接に関わってきます。また肺は、呼吸を担っており、肺や心臓などを入れる「胸郭」が固まっていると、十分に息を吸ったり吐くことが難しくなります。

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