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『機能』を売るのではなく『意味』を売る

こんにちは。へんじんもっこの渡辺省吾です。
へんじんもっことは新潟県佐渡島でサラミやハム・ソーセージなどの食肉加工品を作っている会社で、「へんじんもっこ」の”へんじん”は変わった人、”もっこ”は佐渡の方言で”頑固者”という意味です。
#へんじんもっこ

今日は「『機能』を売るのではなく『意味』を売る」というテーマで書いてみたいと思います。



昨日、付き合いのある金融機関さんの紹介でZoom商談がありました。
ECサイトでお酒などを販売されている会社だったんですが、ギフト販売に力を入れているそうで、その販売方法がすごく興味深かったので紹介したいと思います。

それは『名入れラベルの貼ったお酒』です。
例えば、父の日に『お父さんの名入れをしたお酒をプレゼントする』というサービスが評判を集めているそうなんです。

前回も似たような内容の記事をアップしました。

こちらの記事でも言っているんですが、お客さん目線で見ると”お酒を買っている”というより、”父への感謝を伝えるギフト”を買っているという感じだと思うんですよね。

販売側からすると、「こちらのお酒は香り豊かで味も良いので買ってください」ではなく、「父の日に名入れギフトで感謝を伝えましょう!」なんです。

つまり、『機能(味やクオリティ)』ではなく、『意味』を売っているんですよね。

西野亮廣さんの『夢と金』でも書かれていました。


モノをひとつ売るにしても、日用品から、カタチの見えないサービスまで商品はさまざま。
そこで、大切なのは機能を売るのではなく、意味を売ること。

今の時代、どんなに高性能な機能を求めても、お客さんにとっては大差ない。
だから、お客さんは意味に価値を求める。

夢と金





私たち”へんじんもっこも”も自社製品を紹介するとき、「ドイツ製法で、良いお肉を使っていて、すごく美味しいんですよ」というような感じで、『機能(味やクオリティ)』の説明しかしていないんですよね。

どうにか、商品に『意味』をつけて販売したいなと考えています。

以上、今日は「『機能』を売るのではなく『意味』を売る」というテーマで書いてみました。

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