見出し画像

黄体期(=PMS期)の過ごし方

黄体期って何?

黄体期(おうたいき)は、PMSなどの不快な症状が現れやすい、おもだるーい時期。

排卵後、生理前の黄体期に入ると、エストロゲンが減り、プロゲステロンが増えるというホルモン分泌量の変化があります。それに伴い、PMSの症状がおこることがあります。

肌荒れや胸のいたみといった体の不調から、イライラや不安感など心の症状まで、PMSの症状には個人差があります。

個人差があるといっても、生理のある女性の約7割は、生理前には何らかの不調があるとも。

少しでもおもだるい黄体期を快適にすごしたい、、!
そのヒントになれば嬉しいです。

黄体期の過ごし方

PMS症状の現れやすい黄体期にするとよいことをご紹介します。

1.PMSの症状を自覚する

黄体期に大切なのは、自分の生理周期を正しく把握し、自分がPMSの中でもどんな症状が多いのかを知ること。

生理前の不調に気が付ければ、生理1週間前から対策をとることができます。

などと、PMSの症状を知ることで、自分に合ったPMS対策を考えるきっかけになります。

2.温活を取り入れる

黄体期は、体内に脂肪や水分を貯めこもうと体が働きます。
すると、血液やリンパの流れが悪くなり、体内に老廃物がたまりやすくなるんだとか。

それを防ぐためには、温活で排泄力を強化することが大事です。

身体が温まると、全身の血流がよくなり、腸・肝臓の機能が高まることや、古くなった肌の内側から温まることで、ターンオーバーがスムーズになります。

すると、汗をかいたり、便や尿が出やすくなったり、古くなった角質がはがれやすくなるなど、排泄力の強化につながります。

特に黄体期の温活で、老廃物をできるだけ貯めこまないような体づくりを心がけましょう。

3.太って当たり前?ダイエットはほどほどに

黄体期は、生理周期を通じて、体が最も重い時期。

食欲が増したり、むくみや便秘が起こりやすくなったり、、。

でも、それには水分や栄養を体内にため込もうとする体のせいかも。
プロゲステロンが分泌された、黄体期の体は妊娠初期と似たような状態になり、たくさんの栄養を必要とします。

その結果、この時期には体重が増えるのです。

「この時期に太るのは当たり前」とあきらめ、体重の増減を気にしないように心がけましょう。
実際、生理が始まればむくみも自然と消えていた!ということも多いのでは?体重も戻ることも多いので、安心して過ごしましょう。

4.朝日を浴びる

朝日は、睡眠不足や運動不足、食生活の乱れなど体内時計のズレをリセットし、本来のリズムに戻す効果があります。

朝日を浴びると、眠りを誘う「メラトニン」という睡眠ホルモンの分泌が止まり、体が活動的になるからなんだとか。

メラトニンは、目覚めてから14~16時間後に再び分泌されるので、しっかりと夜も眠れるようになりますよ!

体内時計のリズムをリセットできるのは朝だけ!
朝日を気持ちよく浴びてみましょう🌞

5.「熟眠」を目指す

黄体期は睡眠の質の低下にも注意が必要です。
というのも、質のいい睡眠の条件の一つに、
「内臓の温度である深部体温の高低差がしっかりあること」
があります。

黄体期には、
昼間の深部体温が上がりにくく、夜間に下がりにくいという、
体温の上げ下げがなだらかになるため、深く眠れなくなるのです。

質のいい睡眠をとるためのコツは、寝はじめの3時間にぐっすりと眠ること。

寝はじめの3時間をぐっすり眠るコツについては、以前noteにしましたので、そちらも参考に見てみてくださいね

まとめ

なんだかおもだるい黄体期。
黄体期はストレスになることは厳禁!

心も体も重くなる。そんな時期は今回ご紹介した5つのことを試してみて。
自分をしっかりといたわってあげてくださいね

🐰<ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?