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番外編 第3回最近購入した書籍について

 皆様おはこんばんちは。そして,お疲れ様です。

 最近,流体力学を再度学び直した記事を主にかいています。
 ここでは,流体力学の記事を書くわけではなく,ただの「最近購入した書籍」を一部紹介したいと思います。

(1)購入した書籍の紹介


 実は前回の「最近購入した書籍について」で欲しかった書籍をついに購入しました。知りたいという方は,前回の記事をご覧ください。


 著者が,学び直しとして流体力学を主にnoteの記事を書き始めましたが,その参考になると思っていたものでした。

(2)複素解析と流体力学,今井功,日本評論社

複素解析と流体力学

 この本は以前に本屋さんで立ち読みしていたときに「難しいな…」と思った書籍でした。そこから数年の月日が流れ,今回,流れの様子を解析することや数学的な記述の詳細が書いてあったことを思い出し,本書を購入しました。

 内容については一通り見てみましたが,第一印象は,昔と同様に「難しいな…」と思いました。
 既に亡くなられていますが,著者である今井先生は,日本の流体力学界隈の研究を牽引していたといっても過言ではありません。この先生がかいた書籍なのですから,そんな簡単に内容が分かるものとは思っていませんが,感想は同じでした(笑)。
 
 また,第二印象は昔も今も変わらず「また見たいな」と思いました。本書の特徴ともいえるのは,あとがきに「個人的体験」を書いていることです!
 今回購入した書籍は,数学セミナー増刊「入門 現代の数学」の第3巻として「流体力学と複素解析」として発行されたものではなく,後に同様の出版社で普及用?のような形で出版されたものです。
 今まで多くの工学書を見てきましたが,このような「あとがき」は本書しか私は知りません。内容を知りたい方は是非購入してください。但し,あくまでも個人的な感想なのですべての方々に当てはまるわけではないので予めご了承願います。
 ※公式サイトでは,まだ絶版になっていないようです。


 では,第三印象として内容のネタバレにならない程度の感想を述べます。

本書が難解に感じるのは,数学的な記述が「簡潔すぎる」ことです。

 これは,高専時代に一度手に取った巽友正先生が著書である「流体力学」を読んだときやとある大学で研究指導を行っている「東京大学出身の教授」と話しているときに感じたことに限りなく近いのです。
 一般的に頭の良い方(著者は,頭のキレる方と呼ぶことが多い)は,学業成績が良い方と思われがちではないでしょうか。著者が今までに会ってきた頭のキレる方々に共通して感じることは「無駄を一切省いた説明」であるのです。しかし,それにも関わらず「伝わってしまう」,または話した後に考え直すと「このことを言っていたのか!」と著者には,一種の錯覚に感じることが多々ありました。
 本書では,まさにそのような経験を思い出しました。個人的には,本書を使っての自習は難しいと思います。どちらかといえば,辞書的な使い方,または大学・高専教授がきっちり説明することが前提であるのなら教科書指定で良いのかなと思います。
 

(3)最後に

 いかがでしたでしょうか。
 前回の記事で立てたフラグ回収をするべく欲しかった本の紹介してみましたが…。
 学び直しているからこそ,今皆さんにお伝えしたい「流体の流れ」より詳しく,より納得のいく分かりやすい説明に少しでも繋げたいと思いますので,今後ともよろしくお願いいたします。
 今回は,書評みたいになりましたが,著者はあくまで購入した書籍の感想を述べるにとどめています。その理由は,著者自身が素人であることから,書評するレベルにないと思っておりますので,あくまでも紹介・感想を書いてみるだけの記事です。
 また,書籍を購入したときに,紹介してみようと思います。

 以上です。最後まで閲覧頂きありがとうございました。

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