7歳までに知っておきたい科学えほん

雨が降ったりやんだり・・・
木々は青々として、初夏の足音が聞こえます。

まちライブラリーZibaで貸出している本のご紹介、今回は

7歳までに知っておきたい科学えほん
文：ケイティ・デインズ
絵：ステファノ・トネッティ
訳：岡田佳恵

科学、と言ってしまうと難しく感じる。
でも、様々な生き物や物質・仕組みや営みを知っていくにつけ
地球に存在するものすべてが身近な存在になることは素敵なことではないでしょうか。
何かを見て、不思議に思って観察したり研究したり・・・
どのページも小さな科学者たちのためにカラフルで親しみやすいイラスト解説が為されているから、就学前の子どもたちから大人まで楽しめる内容。

生物と無生物、というカテゴリからさらに枝分かれして
生物も動物と植物、それぞれの生活形態が違っていることや
植物は種から生まれ、動物は同じ種類の動物から生まれる
動物の中でも脊椎動物・無脊椎動物の違いや
脊椎動物の中でも恒温動物・変温動物と分かれ、
水や酸素の取り込み方の違い
植物から始まり、大きな生きもので終わる食物連鎖。。。
どの生き物も捕食者であり、獲物にもなりうる。
大きな大きな自然の仕組みを改めて思い知らされます。
ほかにも
朝・昼・夜という概念
液体・気体・固体という区別や
光・音・力、そして季節や時間
大人でもわくわくして、小学校の授業が懐かしくなります。
子ども向けの本だけど、改めていろいろなことを調べたり、
考えたりしてみませんか。

この地球という星に住むために
みんなに科学を通して、「生きる」ことに
意識を向けてもらいたい、その願いも込められていると思います。