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第三話を決めるぞい

こんにちは目箒です。

伝奇風警察ホラー「警視庁都市伝説対策室」略して「#都伝」について語る記事です。今までの記事はハッシュタグで読めます。

エブリスタとカクヨムに投稿しています。今度はエブリスタ先行。

第三話を決めるぞい

ということで、第2話「メリーさんからの電話」が完結したところで第3話を考えたいと思います。こちらの記事でこのような事を書いています。

第1話:導入。読者に都伝がどう言う部署(話)かを説明する(髪の伸びる人形)。
第2話:導入その2。実際にルイがここに入るとどうなるかを説明する(メリーさん)。
第3話:ちょっと危険な話。ここでルイに室長の自覚を持たせる。
第4話:普通に対応できる話。
第5話:変わり種の話。
第6話:最終話。一区切りつくので都伝か警視庁の誰かが危ない目に遭う。

次は太字にした「第3話:ちょっと危険な話。ここでルイに室長の自覚を持たせる。」という内容になります。今回はこの内容を考えたいと思います。

テーマは何にするか

まず、今回ネタにする都市伝説を決めないといけません。一回頓挫した前作では「八尺様」で、メグが狙われるという話でした。ただ、展開がお話的にも構成的にもあまりにも急すぎて私も納得しておらず下げたという経緯があります。

都伝の誰かが狙われる、と言う話は一回やりたさはあるんですが、二部構成の前半の前半でやることではねぇなと思うので、一応これは置いておきます。

ちなみに、こっちの記事でも構成については触れていて、

とにかくもう「きちんと終わらせる」ことにしないと私は途中で投げ出すということがわかっているので、終わらせることを重点にして第一部に当たる連作は六話構成にしようと思います。六話構成って言うか、三部作が二つで第一部って感じ。前編三話、後編三話。
第一話で異動した久遠ルイと読み手に対して「都伝」がどう言う部署(話)か、ということを説明した、いわば導入回です。
怪異に詳しい桜木アサ、怪異を攻撃できる佐崎ナツ、怪異の判別ができる五条メグというメンバーの能力と話の進行について説明した、つもりです。
という事で、ルイがなんとなく理解したところで、次はルイに実際に室長として動いてもらう、というのが第二話です。第三話で室長として板につき始め、「これからもよろしくね」とやり、前編が終了。後編三話で実務を描き、「これからも頑張るぞ」とやる。

という意図があるので、ちょっと今回はフィジカルとして危ない回をやります。

とは言え、フィジカルが強い都市伝説って言ったら、「口裂け女」「テケテケ」「カシマさん」「ひきこさん」くらいしか思いつかない。口裂け女は第6話でリターンズをやりたい(※蛇岩室長時代に都伝が一度口裂け女と渡り合っている)。

という事で手元の参考文献(現代日本怪異事典・朝里樹・笠間書院)をぱらぱらめくってみたんですけど、「四つん這い婆」「ウサギの祟り」も怖いね……。

無難(?)にテケテケにしようと思います。今回はフィジカルが強いのでルイとかアサも警棒で戦い、佐崎が狙撃する形になります。

噛み付かれるとその部分が腐るとありますが、まあこれは痣が出来るくらいで良いでしょう。そんなグロくしたくないので……。

「地獄に落ちろ」って言うと撃退できるんだね……。撃退できるけどいなくならないから都伝の出番って感じかな。

話の構成を考える

という事でサクサク行きましょう。話の構成を考えます。

前回のメリーさんは、元々「花子さんVSメリーさん」だったものを改変したので、起承転結→序破急にしたんですが今回はひとまず起承転結で考えます。駄目なら序破急にする。

1.テケテケが都内の高校に現れ都伝に通報が入る。
2.ルイたちが話を聞いているとテケテケが現れる。警棒で応戦するがルイがちょっと怪我する。そこでメグが「地獄に落ちろ!」と言って撃退。
3.しょんぼりするルイを慰めるアサ。この新室長を気に入っている他の3人は面白くない。テケテケ絶対殺すヒューマンと化し作戦を練る。
4.囮作戦でナツが狙撃するという完璧な布陣で撃破

どうよ(どうよ、ではない)。

新室長愛されてるな~~~。こう言うのってギスギスがあっても面白いとは思うんだけど、この人たちがギスギスしてるところあんまり想像できないんだよね……。スターシステムで同じ面子の「蛇の置き土産」では隠すなら異動してやる! って言うシーンあったけど最終的には理解を得て協力してるしな……。

「非公開部署の室長になりましたが部下たちに愛され過ぎて困っています!?」(ラノベタイトル並感)

いっこも困ってねぇだろ。

まあ、私が割と勤め先でギスギスに巻き込まれて2回退職してるとかもあるんですけどね……ギスギスを書くと心に悪い……。

と、言う事で構成を決めたので次回は中身をもっと考えて行きたいと思います! ごきげんよう!

これはとても真面目な話ですが生活費と実績になります。