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戦記ものが書きたい8

ファンタジー戦記ものが書きたいけどどうやって書いたら良いかわからない人間が書けるようになるために模索するシリーズ。
参考文献・作品は「ゲームシナリオのためのファンタジー事典」、「オウガバトル64」「スターウォーズシリーズ」となります。カバー画像は「いらすとや」さんから。

ところで、前作までの文字数を電卓で足し算したらすでに2万2千字でした。
ね〜! 前に地下鉄の駅に閉じ込められるホラー(カクヨムに飛びます)書いたときは2万4千字で完結したんですけど〜! なんで戦記を書こうと試行錯誤して超序盤までの覚書書いたら短編小説の文字数になるの〜?

いや地下鉄を六人で探索するだけのホラーと国をいくつも巻き込んだ戦記を一緒にしたらあかんのですけど。うむ。
では今回のテーマ行ってみましょう。

再び話の流れを考える

前回は導入と起承転結の起まで考えた感じですよね。
ではその続きを考えていきたいのですが、前回は全体像を考えようとして、メモと称して序盤の流れを10分割にして書き連ねてしまったわけで。
そんなことしてるとプロットだけで長編並みの覚書になるので、ひとまず起承転結の四段階に分けます。

1.帝国の下士官アレックスが連合軍と出会い、自国の二面性を見て連合軍に入る。
2.連合軍として帝国と交戦。
3.皇帝が本気出して連合軍ピンチ。
4.帝国を撃破。

頑張ったので褒めてください(頑張ったのハードルが低い)。
あれもしたいこれもしたいの私がこれだけに圧縮したんだぜ⁉︎
我ながら起承転結としては妥当だと思います。
ということで、話の流れが求める設定をまた練っていきたいと思います。

皇帝が本気を出したらどうなるか

アレックス「そろそろ皇帝が本気を出してくる」
ロバート「出すとどうなる?」
アレックス「知らんのか? 話が進む」

なんて与太は置いとくとして、実際ラスボスとしての皇帝にはヤベー特殊能力(語彙力)が必要になります。
どんなのが良いかな……妥当なのは破壊に結びつく力かな。世界が滅びかねないやつ。
そうすることで、一枚岩ではない連合軍が結束する動機もできます。2か3あたりで連合軍内部の微妙〜な分裂感も出して行きたい。

で、大体ファンタジーの悪ボスってなんかやべー超自然の存在(語彙力)と契約してるんですよね。ということで皇帝も超自然の存在と契約します。OB64は……なんだっけ、あれ魔界の女神と契約して生け贄がどうのこうのだっけ……?

(Wikipediaを読む)(スペキャ顔になる)

なんかもう難しいからキリスト教で言うサタンとかルシファーみたいな存在と契約することにします。一神教の神が実は人類の存続を望んでいなかったみたいな話でも面白いと思うんですけど、そうすると最後神を倒さないといけないのが非常に厄介なので(特殊能力開花系の話じゃないからね。戦記だからね戦記)、あくまでも倒すのは生身の人間にします。

と、言うことで、皇帝グレゴリーはなんかやべー上位の悪魔と契約して世界を滅ぼせるくらいのなんかやべー能力を持っていると言う設定になりました。
やべーのはお前の語彙力だ
なんだろう、小説書くときは割と頑張ってるのに話し言葉になった途端貧弱な語彙になるな。

なんで悪魔と契約してるの?

悪魔も皇帝と契約するのには、それだけのメリットがないといけないわけじゃないですか。善意で力貸してくれるわけないじゃないですか。サタンやルシファーに匹敵する上位の悪魔ですよ。
善意で力は貸してくれないので、死後その魂を使役するとかにしましょうか。皇帝もやべー有能な人間なので多分悪魔の方も「死後こいつの魂あったら便利だろうな~~~」みたいなお得感。差し引きでプラスになるから契約しよう、みたいな。

ここでさっきのプロットにちょっと付け足しておきましょう。

1.帝国の下士官アレックスが連合軍と出会い、自国の二面性を見て連合軍に入る。
2.連合軍として帝国と交戦。
3.皇帝が本気出して連合軍ピンチ。皇帝はなんと悪魔と契約していたのだ!
4.帝国を撃破。皇帝の魂は悪魔に連れて行かれる

ざっとこんなものか。悪魔と契約って言うと字面がハイパー安っぽいのでこの悪魔のところに「神に対抗しうる唯一の”堕天”──サタン(仮)」みたいな感じにしたいと思います。(仮)で全部台無しだよ。
後で宗教についても決めないとね。
それにしてもほんとファンタジーって決めること多いな!? 皆よくこんなこと決めてますね……。

悪魔に対抗するにはどうするの?

そりゃ唯一神の力借りるしかないよね。
と、言いたいところなんですが、ここで、この世界にある宗教について言及した記事を見てみましょう。

とりあえず帝国は一神教だろうな、と思うので一神教にして、かつての小国は多神教だろうと。で、残りの太鼓持ち王国と共和国ですが、これは帝国と同じ宗教でも構わないと思います。
というのも、キリスト教の宗派でもあるように、一神教だからと言って信徒が皆同じ考えをするわけではないからです。神様の解釈違いでわかり合えないというのは充分にあり得る。
ということで、同じ一神教で別の宗派を用意する、という方向で作りたいと思います。その方が楽だし(行動原理)。

ゴミみたいな本音が見え隠れしているな……。

で、こちらが国について考えた時の記事

・帝国(一神教・マンモス騎兵隊がいる・悪役・超搾取している)
・王国(現在は帝国領・弱腰の王様がいる・一神教だが帝国とは別宗派・村焼かれ少女の出身国)
・かつての小国(アジアイメージ・土着宗教・現在は国ではなくなっている)
・共和国(一神教だが帝国とは別宗派・not帝国領・表立って帝国と敵対)
・ドラゴンキングダム(ドラゴンの王国・何故か人語が通じる・土着一神教)

そう、土着宗教がある国があるわけですよ。ここを無視して「皆の力で帝国を倒したぞ!」とか言っても説得力皆無なわけですよ。同じ宗教でも別の派閥があるわけで、唯一神の解釈が違う場合もある。どの宗派が正解か、という話をしてはいけないと感じました。
ただ、魔法と宗教って割と密接だからな……魔法システムどうすっかな……ルーン文字もあれ主神を意味するルーンとかあったよね? なかった?
宗教と魔法のシステムについてはまた項を設けるとして、とりあえず宗教の問題に納めてしまうのは少々よろしくない。そもそも、「神に対抗しうる唯一の”堕天”──サタン(仮)」なわけで、神の弱点属性でもあるわけですよ。
なので、唯一神の力を借りるとしても、そこにもう少し力を上乗せしないといけないわけです。それが土着宗教と言う名の皆の気持ちとかそう言うものになる。
まあそもそも「人間は助け合って生きていく」っていうのがもう宗教みたいなもんじゃないですか(突然の暴言)。嘘、石投げないで。いや嘘じゃないけど。一人じゃ生きていけないのは事実だからね。

と、言うことで、独りよがりな皇帝&悪魔連合VS皆で助け合って生きていく主人公チームの、王道の構図になるわけです。
わりと茶化したことも書きましたが、私は人間が手を取り合って何かをするって言うのは好きなんですよ。なので、そう言うものの良さみたいなのは最終的に訴えていきたいなって。もちろん短所があることも承知しているし、そこもちゃんと描写していくつもりはありますが、やっぱり他の人と何かした方が良いじゃない、みたいな感じで行きたいと思います。

と、いい話っぽく(そうか?)シメたところで今回はこの辺で。ご機嫌よう。

これはとても真面目な話ですが生活費と実績になります。