誰かに不安を聞いて欲しいだけの話

解決法なんて多分だれにもわからない、ただ誰かに聞いてほしいだけの話。誰かに不安をわかってほしかった、という気持ちで書いているので内容は愚痴や不満ばかりです。ごめんなさい。

数日前からツイッターで書いている通り、匂いが感じられなくなった。

前兆なのかわからないが、どこにいても常に鼻の中に畳のような緑茶のような草系の匂いがしていて、それが今も離れない。実はこの手の匂いに付きまとわれるのはこれが初めてではなく、数年前から定期的に繰り返している。
その症状が出てくるたびに匂いの種類は違う、甘臭いような臭いだったり今回の草っぽい臭いだったり。初めは部屋が臭いのかと思っていたのだけど、部屋の外でも臭うし、自分の体臭でもなさそうだし、わけがわからなかった。食事中も臭いがするので、微妙に味と混ざるので生活にも支障が出ており、頭がおかしくなりそうだった。
結局その匂いは何か手段を講じるでもなく知らないうちに消えている。1か月弱くらいで。

その手の匂いはたまに現れるので、その度にまたかと憂鬱になるのだけど、今回のように他の匂いがわからなくなるというのは初めてだ。
何が辛いって、大好きなシーシャの匂いも全く感じられない。
昨夜耐えきれなくなって、嫁にずっとその悩みを聞いてもらっていた。嫁は家にある色々なものの味や匂いを試してみてくれた。その結果味覚にも少し異変があることが分かった。食べ物に関しては、蜂蜜やお酢、チョコレートソースなど甘いもの、酸っぱいものの味が感じられない。塩などのしょっぱさやコーヒーの苦みはわかった。ただしょっぱさは塩味としてはわかるが味そのものはわからない。例えば味噌も醤油も「しょっぱみ」としか感じられず、味の違いはわからない、という感じだ。
匂いに関しては、アロマオイル関係は感じることができた。シーシャのフレーバーそのものの匂いは弱いけれどもわかる。ただ牛肉の煮込みだとか炊いたご飯の匂いとかは全くわからない。ボディークリームもわからなかった。

俺はこのまま嗅覚が戻らなかったらどうしようという恐怖で、嫁に今通っている病院の話や匂いがわからないという訴えをし続けた。嫁は俺の不安を辛抱強く聞いてくれた。緊急事態なんだから仕事休んで嗅覚専門の病院(調べたら出てきた)に行ったら?と言ってくれた。心配なら仕事を休んで付き添ってくれるとも。
実は2日前に近所の耳鼻科には今の状況を伝えて診察してもらった。視診と顔のレントゲンを撮った結果、薄くではあるが蓄膿症のようだとのことで薬をもらっている。蓄膿症(副鼻腔炎)は以前にも同じ病院で指摘され、1年半前くらいから半年かけて治療をした経緯があった。もっとも、鼻水が出るわけでも鼻が詰まっているわけでもなく自覚症状はなかったし、今回の診断も少し疑っている。本当に蓄膿症なのかどうか、ということもそうだが、蓄膿症だとして今回の嗅覚異常と関係はあるのか、というところだ。
ちなみにあまり精神的に良くないことだとわかっているのだけど、体に不調があるとネットで何時間もそのことについて調べてしまう。
今回も嗅覚異常について調べてしまったのだけど原因としては大きく3つ、
①副鼻腔炎(蓄膿症)やアレルギー性鼻炎など
②風邪、インフルエンザ等のウイルスによるもの
③頭部外傷や脳腫瘍等によるもの
らしい。これでいうと俺の診断は①に当てはまるのだけど、本当だろうか。診察で症状を聞いて、「当てはまるとしたらまぁこれかな?」くらいの感じで無理やり症状をつけられたような気がしないでもない。

今の選択肢としては、嫁の言う通りすぐに嗅覚専門の病院にかかって診てもらうか、今かかっている近所の耳鼻科を信じてしばらく薬を飲みつつ様子を見るかだ。
嗅覚専門の病院、調べたところかなりの高級路線らしく、設備や待合室も豪華で先生も腕利きらしいが、口コミを見ると態度があまりよくないと指摘されているのと、その設備通り値段もかなりお高め(保険診療のみだけど初診で12,000円~15,000円とか)なのがひっかかっている。近所の病院は設備もそろっていないが、少なくとも先生は優しく話を聞いてくれるし質問にも丁寧に答えてくれる。それが正しいと信じてよいものかわからないから困るのだけど。

そもそも一昨年くらいから声や胃腸など様々な体の不調が出始めていて、そのたびに色々な病院に行くのだけれど、はっきりとこれをすれば治ると言われることは意外と少ないのだということが分かった。色々検査をして、大抵の場合検査結果に異状はなく、その上で精神的なものだろうとか、ストレスだとか、言われるだけだった。声がおかしくて声帯を診てもらったときも声帯に異状はないが声を出すことが少なくて衰えてしまっているのではないかという診断だったが、声の使用頻度が特別減ったわけでもないし診断結果に納得がいかなかった。そういう事を繰り返しているうちに、新しく病院にかかるとき今度もまた検査しても異状なしで納得いかない診断がされるんだろうな…という諦めが初めから出るようになってしまった。精神的なものとか、ストレスとか、診断がつかないときには便利な言葉だなと思う。俺がメンタルクリニックにかかって薬を飲んでいるので余計にそういう判断はしやすいんだろう。まぁ仮に本当に精神的なものだとしても今のところ治る気配はないし、その診断が正しいのか確かめる方法もない。
ちなみに声も胃腸もいまだに治っていないし、もう何を信じたらよいのかわからない。ついついドクターショッピングをしたくなるが、お金もかかるし余計に迷路に迷い込んでしまいそうで。そんな感じであまり病院というものを信じていないので10,000円を超える診察台を払うことに躊躇してしまうんだよ、逆にもし明確な答えが出るならそのくらい安い出費だと思うが。

喋ることにはあまり支障がないとはいえ歌う声を失って、味覚と嗅覚を失って、いったい俺の体はどうなってしまうのだろうと思う。カラオケとかシーシャとか、趣味がどんどん奪われていってしまう。趣味とか日常の楽しみが無くなってしまうのは非常に悲しい。もう一度心置きなく好きなことを楽しみたい。

#日記 #病気 #メンタル

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