見出し画像

半調理のススメ

こんばんは。今日は常備菜シリーズです。

いつだか書きましたが、私はそれほど頻繁に作り置きをしません。汁物は基本3杯分一気に作ってるのでそれは作り置きですね。煮物とか漬物とか、いわゆる「作り置きレシピ」で出てくるようなおかずの部分はたまにしか作り置きしません。

気が向けばきんぴらやキャロットラペ、玉ねぎのオーブンチーズ焼きを作るので、意識的に作り置きをしないというわけではないですが、どうしても生活リズムに合わなくて。「作り置きするぞ」という意識でコンスタントに料理できないということがわかりました。カバー画像みたいに同時進行できるような台所じゃないし。

代わりに、いわゆる半調理の冷凍保存はかなり頻繁に(というかほぼ買い物する度)やります。野菜を使いやすい分量でカットしてジップロックに入れる。キノコをミックスにして冷凍しておく。生姜をみじん切りにして。お肉は一食分ずつナイロン袋に入れて下味をつけて揉み込み、そのまま袋の口を縛って冷凍。上京した時からこれは習慣になりました。

これは、大体一気にやります。包丁とまな板が出せるならカットする野菜類や鶏肉は全部カットしてしまう。パックから必要な分ずつ分配したり、調味料で味付けをしたりするのも一度に片付けたほうが楽です。まあこれ、一度に色々広げられるスペースがないというのも理由なんですけど。

狭いキッチンを有効活用するのにも、例えば5限が終わってお腹が空いた時にさっとご飯が食べられるようにするのにも、半調理の食材は便利です。朝のうちにメインディッシュのお肉や魚(魚は最近いいのがなくて食材として買ってないけど)を選んで解凍しておけば、あとは焼くだけ煮るだけにしておけば簡単です。冷凍ご飯をチンすれば一食になります。冷凍野菜を鍋に突っ込んで、お水と適当なだしを入れて煮込むスープをつければなおのこと良し。もちろん、作り置きしたスープでもインスタントでも問題なし。

これのいいところは、まとめ買いでも問題ないこと、一人暮らしの家計には助かるけど消費が大変そうな大容量パックも使い切れること、調理の工程を減らすことで自炊に対する気持ちが楽になることです。

このテクニックを発見できていなかったら、多分3年も自炊は続かなかったと思います(自炊といっても適当だしお弁当作るレベルには到達しなかったゆるゆる自炊ですが)。

今日は昨日の夜買い物をした時に安売りになっていた鶏もも肉と豚こまをひたすら一食ごとに下味をつけて冷凍する作業をしていました。鶏ももは3回分、豚こまはファミリー向けのパックだったので4回分で。シンプルなハーブソルト、麺つゆとニンニク、オーロラソース、味噌漬け、生姜焼き。回鍋肉の素があったので、豚こまは味付けなしの袋を2つ作りました。

だいたい味は適当です。再現不可能。あとは照り焼きだったりケチャップと中濃ソースの組み合わせだったりも美味しいです。胸肉なら塩と砂糖、酒で漬け込むと柔らかくなるとか。でもちゃんと食べられます。安心してください。迷ったら醤油と味醂でなんとかなります。

手の込んだ料理は自分に対して期待しないことにしたので、持続可能な自炊を継続していきたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?