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ホラー映画デビュー(?)

こんばんは。今日は手短に。

授業でホラー映画デビューしました。といっても40分の短編ですが。

イギリスの作家M. R. Jamesの短編"Oh, Whistle, and I'll Come to You, My Lad" (1904)という作品の映画版です。

合理主義者の教授が、海岸沿いのホテルに滞在するのですが、そこで謎の笛を見つけて…というお話です。

小説とはちょこちょこアレンジが加わっている(登場人物の変更やストーリーの短縮、特定の場面の追加がある)のですが、小説ですでにどこが怖いのかを知っていても結構怖かったです。

例えば、聴覚情報がものすごく効果的だったり、モノクロ映画だったり。風景の描き方やアングルも怖さを引き立てるものでした。

元々は英語の授業で、幽霊やおばけといった怖いもの、怖い話を地理的に考えるというテーマを与えられています。今回も、いわゆる幽霊話やホラー作品を文学とナラティブ、感情惹起の面から考察するという主題で、小説と映画を見ていろいろ考えました。

怖いものが苦手なくせに物語の地理学的アプローチが面白そうで履修しています。記憶や感情と恐怖体験、幽霊やお化けとの関係もなるほどと思うことがたくさんあります。英語力がそれほど高くないので、予習やディスカッションはかなり大変ですが。

全編英語で字幕もないので、ちょっと敷居が高いかもしれません。リスニング能力を試すか全部BGMの映画として見るかしてみると、発見があると思います。

ただ、怖いので私は当分見なくていいかなと思っています(笑)

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