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英語と日本語のレポート

こんばんは。今日は朝から英語のレポートを書いていました。

いつだか書いた気もするのですが、私は英語がそれほど得意ではありません。高校英語こそ気合と日本語力(文脈類推と和文和訳)で乗り切りましたが、単語を覚えるのとリスニングが苦手なので大学に入ってから結構苦労しています。

専門は日本文化や日本文学なのに外国語を取らないと卒業できないのが私の大学。仕方ないので今期も使用言語英語のみの授業をとっています。高校で日本史世界史選択だったのに、spectral geography (いわゆる人文地理学で、幽霊とかお化けが出る話や場所について分析するもの)を選択してしまったという。

その授業で成績評価の中心になるのが2500語のレポート。授業から派生すればテーマはなんでもいいそうですが、困ったことに締め切りが次の木曜日。まだ授業期間中なのに。しかも、その前にこのレポートに関するプレゼンを作って録画して提出しなければならないんです。明日から授業が始まってしまうので、せめてレポートは終わらせようと3が日で頑張りました。

せっかくだから文学にしようと思って、(いわゆる怪談とは違いますが死者の記憶や人物を超えたものがいるということで)アメリカの作家Tim O'Brienの"How to Tell  a True War Story"という作品を分析しました。The Things They Carried という連作短編集の中の一作で、村上春樹さんの翻訳で読めます。この短編集の中にある「レイニー河で」と「待ち伏せ」は高校現代文の教科書で何社か採録されているらしいです。私は「待ち伏せ」をきっかけに知った作品でした。

分析内容は省きますが、文献を読み、論点を考え、適度に先行研究を引用し…とやっていました。さっきようやく規定字数を超えた状態でそれっぽくまとまったので、一旦終了にしたところです。

日本語の文章で分析結果を書き連ねるのと、英語で書くのとではかなり違います。頭の使い方、同じ語を重ねないようにするという礼儀作法。受動態が多く使えないので主語や動詞の選択も大変です。しかも、参考文献の書式がHarvardスタイルという今まで使ったことのないタイプだったのでかなり大変でした(APAやMLAを愛用していた)。

正直、読み返したら論にも英語にも粗がたくさん出てくると思います。とりあえずプレゼンを作るために勢いだけで書き切ったようなものなので、プレゼンのスライドを作りながら推敲していこうと思っています。

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