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博論刊行本を読む

こんばんは。今日は大学院の授業に関する話です。

現実に戻ってきて、今日は来週の発表準備をしていました。結論から言うとまだゴールが見えていなくて、思ったよりは進みませんでした。

来週の発表は、研究室で出された博論の刊行本を分析すると言うもの。私はラフカディオ・ハーンの再話文学に関する本を選びました。今日は元々の博士論文と刊行本の異同をチェックして対応表にする作業と、内容の一部をまとめる作業をしていました。

博論をメタに読む作業は難しく、苦戦しています。セントラルクエスチョンとテーゼ、リサーチクエスチョン探すのはなんとかなりそうでしたが、それだけでは発表になりません。内容をまとめるにしてもそれをどう分析して「博論として提出された意義」を言語化するか、対話相手や学恩の存在を見つけるか、先行する書評をどう読むか、などなど考えることがたくさんあるからです。正直、作品分析系の発表よりも大変かもしれません。私はどうやら論文精読が得意ではないようです。

教育学系の論文ゼミを今学期は2つとっていて、そこでも苦戦していました。要約すると丁寧になりすぎたり変なところを読んでしまっていたりしそうだし、そこから的確な指摘をできるわけでもなく。私は割と良くも悪くも引っかかった場所を起点に読んでいくことが多いので、なかなか上手にまとめられません。

数をこなせばうまくいくのでしょうか。正直わかりません。かなり困っています。とりあえず土曜日までに資料を完成させ、日曜日に発表原稿を作って、どうにか乗り切りたいと思います。

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