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声音とキャラ付け

こんばんは。今日は声音の話です。

ゲーム実況を見ていると、つくづく声を使い分けられる人ってすごいなあと思います。ムービーで声を当てている声優さんも然り、ゲーム実況者で読み上げをするタイプの方も然り。

色々なタイプの方がいます。根本にある声質はそのままで、高低差とスピードでキャラを使い分ける方。聞き取りやすさはそのままで、その人の属性をうまく当てながら声を変える方。憑依したかのように引き込まれる読み上げをする方。本当にすごいです。

私は、そこまで自分の声を使いこなせません。割と声を張る必要がある時の声と普通におしゃべりしている時の声が結構違うとは言われます。まあこれは自覚があって、声を張るときは割と鳴らそうとしているので金属的な硬さのある声になりがちです。一方、普通に話している時は比較的息が多めになります。その辺の違いはあるけれど、声音を変えることが得意ではないのです。音の高さと温度感を意識することはできても、私が好んで見ている実況者さんたちや彼らが遊んでいるゲームの声を当てている声優さんたちのようには当然ですができません。

ここ数日、原作もアニメも履修していないのになぜかテニプリのゲーム実況を見ています。多分原作を知れば変わるのかもしれませんが、フルボイスのゲームでそれぞれのキャラクターの声を聞いていると、ああ多分この人はこういう性格なんだろうなというのがちゃんとわかるからすごいのです。

声優さんにハマる、という感じでは全くないし、ただすごいなあと思って聞いているだけなのですが、声というものがいかにその人の人格をイメージしやすいものにしているのかということに驚かされています。彼らのようになりたいとは思わないけれど、声で想像される人格みたいなものには気をつけなくてはいけないなと思った一幕でした。

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