特殊ルール麻雀「すけまん」の大会、開催される
1 「すけまん」とは
「すけまん」と呼ばれる特殊ルールの麻雀がある。
これは「アタマ」麻雀の創始者「ハッケヨイ」氏が考案した特殊ルールの麻雀である。
ハッケヨイ氏はこの「すけまん」の他にも、「アタマ」・「出目金」などのルールも考案しており、その発想力には素直に脱帽である。
この「すけまん」という麻雀、どんなルールか。
「すけまん」のルールは次の動画が参考になるだろう。
主要なルールをまとめると次のような感じになる。
(以下、私がかつて書いたNOTEの表現を再録)
1、ある牌を鳴かれた場合、牌を捨てた者(フーロされた側)は鳴かれた牌の牌種(ピンズ・マンズ・ソーズ・風牌・三元牌)を副露者が牌を捨てた後に公開し続けなければならない。
2、自分のすべての牌が公開された状況(自分がフーロした牌も含む)で流局するとチョンボになり(聴牌の有無は問わない)、役満払いとなる。
3 すべての牌が公開された状況で和了した場合、リーチをかけていない場合、アガリ役3ハンがつく。
4 すべての牌が公開された状況でリーチアガリした場合、役満となる
5 牌を一切公開されていない状況(完全非公開)で和了した場合、アガリ役6ハンがつく。
(再録終了)
この麻雀、実際に打つ機会に恵まれた。
私が打ったときの状況は動画になっている。
この対局は非常に楽しい対局であった。
まあ、この動画において私がリーチをかけたところ、総ての牌をフルオープンにされてしまったまま流局してしまい、役満払いとなって飛んでしまったが。
この麻雀の面白い点はクソ配牌をもらったとしてもやることがある点にある。
他家の牌を鳴きまくって牌を全部公開させ、流局チョンボ(役満払い)を狙うもよし。
親の牌を鳴くことで親の牌を公開させ、親の打点を激減させるも良し(親が牌を公開していない状況で和了すると跳満、18000点以上が確定する)。
この「クソ配牌をもらってもやることがある」ということは「アタマ」にも通じるものがある。
まあ、アタマの場合、6フーロ七対子(いわゆる裸単騎七対子)が強すぎる感が否定できないが。
2 すけまん大会、開催される
この特殊麻雀「すけまん」、大会として開催されることになった。
大会の主催はこのルールを考案したハッケヨイ氏と「麻雀カッコイイシリーズ」の肥え×氏である。
大会の開催日時は8月22日の土曜日。
開催場所は愛知県豊橋市の雀荘「ソフト麻雀 DONKEY’S」。
この「すけまん」というルール、非常に面白いルールである。
特に、通常のマージャンであればごみ配牌をもらって積極的にやることがない場合であっても積極的に動ける点がこの麻雀の魅力である。
その麻雀を体験してみることで気分転換を図るのも一興であろう。
しかし、特殊ルール麻雀を考案するだけではなく、それを動画にして普及しようとする点、さらには、ゲストを呼んで大会を実行する点(これはアタマのときもそうであった)など、二人の発想力・行動力については素直に脱帽である。
そんな二人がどんな人であるか、それを見に行くというのも決して悪くはないと思う。
もっとも、大会開催日は8月22日。
そして、最近、愛知県にはコロナ禍に対する非常事態宣言が出てしまった。
とすれば、この大会、ちゃんと開催できるのか、疑問なしとしないが・・・。
では、今回はこの辺で。
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