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書籍関係

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書籍に関する文章
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#雑感

私の目標だった本

私の目標だった本

 私の著書として次の2冊がある。

『「統計学」のマージャン戦術』と『データで勝つ三人麻雀』。
 この2冊が私の代表作と言われている。

 ところで、私が好きな将棋の本の一つに次の本がある。

『新版 角換わり腰掛け銀研究』という本である。
 著者は将棋のプロである島朗先生。

 この本は「角換わり腰掛け銀」という戦法についての研究書である。
 この点について、本書の「まえがき」には次のように書い

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秋刀魚本出版前の絶望的な思い

秋刀魚本出版前の絶望的な思い

 福地先生が『データで勝つ三人麻雀』の宣伝記事を書いている。

 しかし、なんだな。
 上記ブログでは、

(以下、上記ブログより引用)
 全ドラとか、東天紅とか、麻雀格闘倶楽部についてもシミュレーションしてみるかって案もあったのだが、それじゃなくても内容爆発なので、それは止めた。
(引用終了)

と書いてあるが、そもそもこの本で「シミュレーションを用いたデータ」は存在しない。
 私が出したデータ

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とつげき東北による研究者の本音

 こちらはとつげき東北が書いた麻雀数理研究会の記事。

 これは『科学する麻雀』の作成秘話(の一部)である。

 この文章を読むことで、これまで思っていた

なんでこんなことが『科学する麻雀』に書かれていたのだろう

という疑問が解けると思う。
 というか、私は「なんでこんな(一見変な)ことが書かれているのだろう?」という疑問が解けた。
 例えば、

(以下、『科学する麻雀』の131ページより引用

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雑感

雑感

 今から話すことはできれば触れたくないことである。
 しかし、避けては通れない話なので、事実の経過と私の主観を説明する。

 私が弁護士をやめ、療養生活に入ってから今日までの約5年間、私は牌譜解析結果などの麻雀研究成果を基本的に無償で公開してきた。
 もちろん、一部書籍においては対価を得ているが、対価をもらってデータを提供したものは(以下、書籍については著者などの情報は省略する)

『神速の麻雀 

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