23ページの殴り書きに詰まったロンドン、パリ
7月、ヨーロッパにいた、たった2週間。1人でふらっと旅に出た。自分がこんなになにかを書きたいと思うことがあるなんて知らなかった。手帳の後ろにおまけで付いている冊子型のノートに毎日ひたすら書いた。忘れないように、廃れないように、一瞬一瞬を後で思い返せるように。刻むように書いた。バレエ、観劇、食べ物、ジャズ、出会った人達、思った事、なんでも書いた。生まれて初めてラブレターも書いた。英語で23ページ。日本語にしたらもう少し長いかもしれない。帰ってきて1ヶ月ほど経って、今度は整理整頓したくなった。出来るところから少しづつ、エピソード形式で文章にしてみた。思い返すと面白いもの、しっくりくるもの、書いても書いても書ききれないくらいたくさん書けるもの、1番大切な事なのにどんなに頑張っても文章にはできないもの。書く事が、いかに不思議な作業かを改めて実感した。noteでは少しづつ、日本語で書いてみようと思ので、もし興味があればぜひ覗いてみてください。
これから記事別に書く前に、一つだけ。
“可愛い子には旅をさせよ”などと言い始めた人には責任を取っていただきたい、切実に。もしあなたに怖いもの知らずの娘がいたら、僭越ながら私から言えることはただ一つ。ひとり旅をさせるのはリスキーです。ただ、驚くほどの成長が望めるのも確かです。特に私のような世間知らずの場合は。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?