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「天然記念物 藺牟田池泥炭形成植物群落」

 薩摩川内市祁答院(けどういん)町、藺牟田(いむた)池。

 標高295m、藺牟田火山の火口跡にできた、周囲4キロのカルデラ湖。

 一見、何の変哲もない小さな池だが、天然記念物の浮き島やベッコウトンボの生息で知られる貴重な湖だ。

 中央に浮き島(泥炭形成植物群落)が見える。

 岸に向かって打ち寄せられてくる浮き島。

 岸に辿り着いた浮き島。

 触ってみたところ、感触はフカフカだった。

 植物性の繊維が絡み合った物だということがよく分かった。


 この度の訪問は、時間もあまりなく、「浮き島を見て触った」くらいだったが、帰り着いてから調べてみると、4時間で回れるという周囲の外輪山からの変化に富んだ眺めを見たくなってしまった。

 今度は、もっとゆっくりと時間を取って、ぜひまた行ってみたい。


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