マガジンのカバー画像

ショートエッセイ集

54
短いのばかりをまとめてみました。お気軽にどうぞ!
運営しているクリエイター

#思い出

「少しばかりの感傷散歩」24 08 24

 8月24日土曜日の午前中、食料買い出しのため街に出た帰り、バスを利用しようと金生町バス…

「アトムの人形 ~ 4年前の日記より」

 令和2年 2月24日 月曜日 振替休日  ほんのさっきまで、今日は普通の月曜日だと思っ…

31

「ト音記号 ~ 4年前の日記より」

 2020年1月8日  今日は、よく歩いた。合計2時間48分。  バイク故障のため仕方ない。 …

13

「レッスンの想い出 ~ 結婚式に招かれて」

 放送大学「心理学概論」を見ていたときに思った。講師の森津太子さんの目元が、誰かに似てい…

16

「レッスンの想い出 ~ 小学生の姉妹」

 嬉しいことがあった。  30年近く長野県に住んでいて、その間、ピアノ指導や作曲を生業と…

15

「黒田先生という人」

 小学校3年生のときの担任の先生は、ちょっと変わった感じの人だった。黒田先生といったが、…

18

「梅の木の味方だった」

 子どもの頃、桜より梅が好きでした。  しかし、世間はおしなべて桜を賛美。  「さくらさくら」っていう歌はあっても「うめうめ」なんていう歌はありません。  ひな祭りになると「お花をあげましょ桃の花」と歌うし、「チューリップ」や「もみじ」も歌になっているというのに、梅を歌った童謡はありません。それどころか「梅干ばばあ」なんでいう酷い言い方があったりします。  そういった現状に対して、人知れず怒りを感じていたものです。  梅の木が好きになった裏には、単純明快な理由が存在します

ショートエッセイ「悪ガキたちとの楽しい酒」

  スナックやバーなどで飲む楽しみの一つに、初見のお客さんと交わす何気ない会話があげられ…

『君は悲しみの/イルカ』

 その昔、僕がまだ学生だった頃のこと。  夏休みに帰省したとき、妹の部屋の南側の壁に、こ…

「おねえちゃーん!」 と誰かを呼ぶ声が聞こえた ~ 15年前の日記より

    平成20年7月28日火曜日  土曜日の夕方、僕は鹿児島市の中心地から少し外れた古い商…

「平木君のスピードボール ~ 小学校時代のエピソード」

 昭和40年代前半、僕が小学校6年生だったころの話。我が家は常盤町にあり、僕ら兄妹は、鹿…

「郵便局にて ~ 30年前のエピソード」

 その郵便局では、日ごろから一部局員の態度について不愉快な思いをしていた。簡易郵便局など…

「黄金色の夕焼け ~ 平成20年の日記より」

  平成20年8月1日金曜日  車で帰宅途中、玉江橋上から西の空が金色に輝いているのが見…

「農産物直売所にて ~ 16年前の日記より」

 一昨日、伊集院方面に行った帰りに、県道206号線と210号線が交差する地点、伊集院町竹之山にあるチェスト館に寄ってみた。  以前から、たまにそこを通るたびに、広い駐車スペースを備えたその建物を見かけることはあったが、それがどんな施設なのかは知らなかった。何となく気になって立ち寄ってみると、周辺地域で取れた野菜やら、主婦手作りのお菓子などが、安く販売されていたので、大きなレジ袋に入りきれないほど買ったのに総額400円。  さらに鹿児島市方面へ向かうと、畑に隣接した直売小屋