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アラサーの歯科矯正

歯並びを治したい。
ずっと思ってきたけど、まさかアラサーで決意するとは。

きっかけは、奥歯が痛い、虫歯かも。と歯医者に行ったこと。歯痛の原因は、歯並びが悪く、噛み込みが深いために、奥歯に負担がかかっているからだった。睡眠時にマウスピースをして保護すると少しいいかもしれません。とお医者さん。

「いや、これはこれを機に矯正を始めよう。」

何年も悩んでいたのに、こんなにもあっさりと決意した。決めてからの行動は自分でも驚くほど早く、複数の医院を見て通いやすく経験豊富そうな医院に決めた。(無料で見積/カウンセリングしてくれる医院が多くてとっても助かった)

無料カウンセリング

無料カウンセリングでは歯の状態をみて、矯正期間、方法、金額の目安を教えてくれる。(詳細は有料の初期検査をしないと教えてくれないけど、無料だから仕方ないね)
私の歯は左半分は綺麗に並んでいて、右半分がガタガタ、そして前述の通り噛み込みが深い。という状態だった。(通院を決めた医院の)先生は、私の歯を見てこう言った。

「幸い、左半分が綺麗に並んでいるし、奥歯の位置も良い。これを活かして、今ある歯は抜かずに行きましょう。子供の頃に矯正、頑張っておいて良かったですね。」

そう。実は、矯正は初めてではないのだ。

子供の頃の矯正

私は小学5年頃から3年くらい、上の歯の矯正をしていた。親に決して安くはないお金を払ってもらって。

当時は、ワイヤー矯正(表側)がメインで、それでも凄く治療費は高かった。そして痛かった。
寝る時には奥歯にヘッドギアという器具をつけて、奥歯を喉の方に押して移動させて空間を作る。これがもう凄く痛いのだ。定期的に歯医者でワイヤーを締めるときはもっと痛かった。しかも中学、思春期突入。

私は3年近く頑張ったのに、最後の最後で、矯正をやめてしまったのだった。(リテーナーという保定装置までいってたんだけどね。もう無理だった)
子供の歯は動きやすいのか、あっという間に歯並びはガタガタに戻っていった。そうして初矯正は失敗に終わったのだった。

そう。失敗だった。どう見ても。親には申し訳なかったし「一度は綺麗に並んだのにね〜」と何度も話してはチクチクと罪悪感を感じ続けてきた。

だけど、今日この日、救われた気がした。
先生の一言で。
「子供の頃に矯正、頑張っておいて良かったですね」

失敗したけど、あの時の痛くて眠れなかった夜も、いっつもできてた口内炎も、その努力が、左側の歯にちょっと残ってた。これが凄く嬉しかったのだ。

この医院で頑張ろうと思った。次は自分のお金で、自分の決意で。時代は進んだんだから、あの頃のワイヤーみたいな痛みは避けて、インビザラインで。

一回失敗してるんだもの。経験値は積んでる。(お金をかけてくれた親には感謝しかない)今度こそ綺麗に、どうせなら上も下もちゃんと並べよう。

「こちらで矯正を始めたいと思います。よろしくお願いします。」

こうしてアラサーだけど、リベンジ歯科矯正を始めたのだった。


※今後も少しずつ更新していけたらと思います。

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