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調剤含む「ヘルスケア」のDX化が急速に進行しようとしている
アマゾンはヘルスケアに最も投資している
月刊マーチャンダイジング、2023年10月号は毎年恒例の「ドラッグストア白書」が特集である。「調剤薬局チェーンとドラッグストアの調剤部門の売上高ランキング」を参照すると、「ドラッグストア(以下DgS)の調剤」の調剤市場における存在感が年々高まっていることがわかる。
一方、調剤を含むヘルスケア分野におけるDX化が急速に進もうとしている。ヘルスケアのDX化が進むと、オンライン診療→オンライン調剤→調剤の宅配サービスが可能となり、病院にも調剤薬局に行かなくても処方薬を自宅で受け取ることができる。
とくに、糖尿病や高血圧などの慢性疾患の処方薬を定期服用している患者にとっては、とても便利なヘルスケアサービスといえる。
北米でヘルスケアのDX化にもっとも投資している企業がアマゾンである。アマゾンは2018年に、オンライン調剤薬局の「ピルパック」を7億3,500万ドル(1ドル140円で約1,030億円)で買収して、オンライン調剤への進出を果たした。
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