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価値のある失敗のすすめ【吉良式ときどき日記】

どうもどうも、吉良です。

皆さんは最近、何か「失敗」したことはありますか?
それに対して「もういやだ!二度と失敗したくない」と思い悩みませんでしたか?

そんな方々に、イタリアサッカー界のスーパースター、ロベルト・バッジョ選手の言葉を贈ります。

「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ」

この言葉は、僕もライブで観戦していた94年のFIFAワールドカップアメリカ大会の決勝で自らがPKに失敗したときの言葉と言われていますが、実際は98年のフランス大会でPKを失敗した選手に伝えた言葉です。

失敗への恐れは誰にでもあると思います。しかし、僕は、新しいことに取り組んでの失敗、価値のある失敗はどんどんすべきだと考えています。
今回は大きな成功をつかむための考え方、『 挑戦 - 失敗 = 成功 』を紹介していきます。

まず、なぜ失敗は起こるのでしょうか。
失敗は挑戦するから起こるものです。
オーディションを例にあげると、100名が参加して合格する人は1名、つまり「成功」する人は1名だとすると、残りの不合格者99名は「失敗」ということになります。
この「失敗」した99名に共通することはオーディションに「挑戦」した、ということです。オーディションに参加すらしなかった人は失敗しません。

つまり、挑戦をしなければ失敗することはありません。そう考えると、失敗をする人は目標を持って挑戦し続けている人だといえます。目標を達成することが「成功」で、それは全員が達成できるものではないとすれば、成功ためにたくさんの「失敗」があるのは当たり前ではないでしょうか。

この意識を持つためには『 挑戦 - 失敗 = 成功 』の考え方が必要になります。3回成功するために10回挑戦し、7回の失敗を経て3回の成功を達成する、といった引き算的な考え方です。
(挑戦)10 -(失敗)7 =(成功)3
失敗を受け止めて、次はどう改善しようかと分析をし、何度も挑戦を続けて成功に近づいていきます。

しかし、大半の人は失敗を想定しない、または失敗を0回にするために失敗する可能性が低いときにのみ挑戦して、それを積み上げて成功しようと足し算的な考え方をします。
(挑戦)3 +(失敗)0 =(成功)3
失敗しないことだけを考えて、安定を求めてできる成功だけを得ていきます。

同じ3回の成功でも、前者は失敗を分析して改善を繰り返すため、高い目標を達成し、大きな成功を得ることができます。後者はできることにしか取り組まないため、成功はしても大きなことを成し遂げるのは難しいでしょう。

『 挑戦 - 失敗 = 成功 』
挑戦から失敗を引き算すれば成功が残ります。成功するのは失敗したことのある人であり、失敗するのは挑戦したことのある人です。たくさんの挑戦があるから成功があるのだということを覚えていてほしいです。

そして、ただ失敗をするのではなく、失敗を振り返り、原因を分析して修正・改善・工夫につなげる能力を持つ人が大きな成功につなげることができるのです。これこそ、失敗は成功のもと、です。

就職活動でも、自己アピールのために成功体験を書こうとする人が多いと思いますが、実は大失敗から成功するまでにどのような改善・工夫をしたか等、その過程が最も求められます。

みなさんの本当の良さはたくさん失敗して、その失敗を分析したうえで挑戦のレベルを上げ、成功につなげていく過程で見えてくるものです。

しかし、失敗をとがめられる、怒られるといった失敗できない状況では、皆さんの行動は制限され、失敗をしないように安定を求めた行動に向かってしまいます。怒られる恐怖があると、失敗から逃れようとしてしまうからです。

もちろん挑戦もせずに2回同じ失敗をしたら怒られるでしょう。同じ失敗は繰り返してはいけません。しかし、挑戦による失敗を否定される環境では『 挑戦 - 失敗 = 成功 』の行動が難しくなるうえ、心が折れるリスクもあり、大きな成功は遠ざかってしまいます。

成長するには失敗を認めてもられる環境も必要になってきます。そのためにはまず、自分自身も他人の失敗を受け入れられるようになれると良いですね。

みなさんも失敗を恐れずに挑戦をして、大きな成功を得られるよう『 挑戦 - 失敗 = 成功 』の発想を参考にしてみてくださいね。

また、『 挑戦 - 失敗 = 成功 』の考え方は夢をかなえるためにも応用できます。夢をかなえるための発想法はこちらをご覧ください。


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