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マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.㉖Bunkamura『マンガデザインで北海道をメタバース』

どうもどうも、吉良です。

6月16日は父の日でした。人生で初めて感謝するはずの父(先月逝去)がいない父の日を経験しました。ちょっとセンチメンタルな1日でした。

14日の夜に九段高校の卒業生の催し「マスコミ菊友会」に参加し、懐かしい同業の友と語らいました。15日には紀尾井ホールでの大阪芸大の教員仲間でありバイオリンニストの川井郁子さんのコンサートにマンガデザイナーズラボのスタッフたちと一緒に行ってきました。

四ツ谷駅から紀尾井ホールへの道は上智大学時代に歩き慣れた道、まさに今日に繋がるコミュニケーションの路を歩んでいる感じがして、川井郁子さんのバイオリンの音色と共に素晴らしい時間を過ごしました。
まさに「参加する努力」の素晴らしき実践ウィークエンドでした。

今回のBunkamura『マンガデザインで北海道をメタバース』企画は、僕が電通卒業後、大変お世話になった東急グループの東急文化村とマンガデザイナーズラボが協賛社を通じてコラボレーションした企画です。

同じく電通卒業後ずっとお世話になっている大阪芸術大学の学生たちの素晴らしいマンガデザイン作品とのコラボレーションでもあります。

2024年の6月13日から30日まで実施しています。
是非アクセスしてアバターでメタバース体験をしてみて下さい。

メタバース空間内のコミュニティスペースにて『マンガデザインで北海道をメタバース』が開催されています。

プロデュースの流れとしては、まず5月上旬に東急文化村との企画全体の打ち合わせをおこないました。そして5/13(月)の大阪芸大のマンガデザイン論で「北海道の文化・芸術をマンガデザイン」の課題を提示し、作品を募集しました。

5/20(月)に学生からの作品が集まり、即選定作業をおこないました。5/23(木)の東急文化村さんとの打ち合わせで、展示タイトル、掲載作品が決定しました。

5/30(木)に全デザイン素材を入稿し、NTT AerTechnology・大日本印刷がメタバース空間へ展開することが決定しました。

6/11(火)に東急文化村・大阪芸術NTTAerTechnology・大日本印刷4社でリリースを発信し、6/13(木)から「マンガデザインで北海道をメタバース」が開催されています。

以下全作品を僕のコメントと共にご覧ください。

寒い日にひとり、札幌で。
(キャラクター造形学科卒業生 N.N.)

【制作意図】
寒い冬、ひとり、札幌で。をコピーに描きました。北海道のグルメについて調べていると札幌の屋台ラーメンが目に留まりました。設定は雪の降る日に仕事の終わりの疲れたOLが帰りに屋台で食べるラーメンです。

【吉良コメント】
あたたまりますね。このデザインを見ているだけで。

締めラーメンの街で締めパフェ!
(デザイン学科卒業生 N.A.)

【制作意図】
北海道の締めパフェを描きました。札幌の定番となりつつある締めラーメンならぬ締めパフェという食文化を描きました。

【吉良コメント】
冬の銀河に並ぶパフェ。ロマンチックです。

食べたい!
(キャラクター造形学科 K.N.)

【制作意図】
いくら丼を描きました。最近高騰が激しくて食べられていなかったので食べたい一心で描きました。

【吉良コメント】
こぼれいくら最高です。写真以上のマンガデザイン。

迫りくる天狗
(キャラクター造形学科 K.K.)

【制作意図】
天狗の火渡りを描きました。北海道のアイヌ以外の文化が何かないか調べていたところこのような派手な絵面の天狗が出てきて興味が湧きました。

【吉良コメント】
この天狗に迫られたら、と次の一歩が想像できる作品。

雪のハートオブジェ
(キャラクター造形学科 T.M.)

【制作意図】
小樽雪あかりの路は1999年から例年2月に行われています。雪のハートオブジェと夜景を一緒に楽しめる素敵な場所を描きました。

【吉良コメント】
幻想的で引き込まれます。

夢に見たラベンダー畑
(キャラクター造形学科 A.O.)

【制作意図】
ラベンダー畑を描きました。北海道といえば雪、ウインタースポーツと冬のイメージが強いですが、夏も観光地として十分魅力があります。今回はその中でも夏の北海道代表と呼ばれる広大なラベンダー畑を描きました。

【吉良コメント】
ラベンダー色の変化で描いたファッショナブル感に引き込まれます。

シマエナガに会いたい!
(デザイン学科 M.O.)

【制作意図】
雪の妖精とも呼ばれる北海道のみに生息する鳥であるシマエナガを描きました。まん丸なかわいいフォルムとつぶらな瞳の愛らしさを表現しました。

【吉良コメント】
シマエナガがなぜ人気か!この絵が証明していますね。

どこに行く!キタキツネ
(デザイン学科 M.K.)

【制作意図】
いつか北海道にある北きつね牧場へ行きたいという夢があるためキタキツネを描きました。キツネの身体能力の高さを表現できるように頑張ってイメージして描きました。

【吉良コメント】
リアルな疾走感に息を飲みます。

どちらが上・下?
(キャラクター造形学科卒業生 Y.S.)

【制作意図】
北海道の白金青い池を描きました。自然の色彩を表現しました。

【吉良コメント】
この美しい池のコントラストの魅力を見事にマンガデザインしています。

動画にもたくさんの学生の作品が掲載されています。

プレスリリースはこちらをご覧ください。

次回のプロデュースもお楽しみに!

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