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マンガデザインプロデュースby Manga Designers Lab.⓰ブルーミング中西「108色のエントランス~∞のコミュニケーション~」

どうもどうも、吉良です。

11月11日は九段高校サッカー部のイレブン会(同期会)でした。開催日のレギュレーションは11月11日に1番近い土曜日なのですが、なかなかぴったり11日になった記憶がありません。

かつてはとても寒い日というイメージでしたが、近年は温暖化の影響で暖かくなってきています。それにしても今年の暖かさは過去最高ですね。

秋、冬はファッションの季節。ジャケット、コートなども良いですが、ストールやスカーフ、そしてさりげないハンカチーフもオシャレ感を向上させます。今回のマンガデザインプロデュースはそのハンカチーフメーカー、ブルーミング中西のブランディングストーリーです。

CLASSICS the Small Luxuryのハンカチーフにまつわるエピソードコンテンツサイト「108色のエントランス~∞のコミュニケーション~」が10/27(金)にリニューアルオープンしました。今回はこのサイトやマンガデザイン制作のプロデュースについてお話ししていきます。

CLASSICS the Small Luxury(クラシクス・ザ・スモールラグジュアリ)」はブルーミング中西株式会社が運営しているハンカチーフ専門ブランドです。1879年創業のブルーミング中西が長年のモノづくりを経て「密やかな贅沢」をお届けしたいという想いから誕生したものです。

ブルーミング中西は140余年一枚の布にこだわり、世界中の人々にモノづくりを通して潤いと豊かさを提供することを企業理念としている企業です。

ハンカチーフ、ポーチ等、テーブルウェア、ホテルリネンまで幅広い商材を扱い、全国百貨店、専門店などへの卸売りをはじめ、自社ブランドの開発や小売り事業、OEM事業も展開されています。

その中でもクラシクスは、ブルーミング中西のオリジナルブランドで、この商品のブランディングがそのまま企業ブランディングに直結する、極めて重要な商品ラインになります。

ブルーミング中西とマンガデザイナーズラボのご縁がつながったのは2020年。まさにコロナ禍真っ只中の時期でした。ちょうどその年にCLASSICS the Small Luxuryは繊維の宝石と呼ばれる世界で最も優れた綿、「海島綿」を使用したハンカチーフ「SIC カラー」 108色の販売を開始しました。

全108色のハンカチーフ

+伝える」という、とても丁寧に解説されたオリエンシートに加え、複数の担当者様(特に橋本様)が心のこもったご説明を加えてくださいました。

僕は電通時代からファッションブランドやコスメティックブランドの戦略はたくさん創ってきましたが、ハンカチーフというカテゴリーは初めてだったので心地よい緊張感と期待感を持って、丁寧なオリエンテーションとオリエンシートに向き合えました。

僕の企画制作の特徴はとにかく第一次想起、つまりファーストインプレッションが大切で、なかなかその後のアイデアが第一次想起を超えることがありません。

ブルーミング中西のクラシクス企画の時、そのインスピレーションはクライアントさんの丁寧なオリエンテーションのさなかに降ってきました。

コンセプトコピーはこれで行きたいと。
108色のエントランス〜∞のコミュニケーション〜

108色をアレンジしたエントランス(入口)を創作しつつ、そこから拡がる無限のコミュニケーションを表現してゆく。

このコンセプトにマンガデザインを加えた展開がこのデザインです。

「108色のエントランス~∞のコミュニケーション~」

色の数だけ、それぞれのストーリーがあり、様々な「想い」がある。

ハンカチーフを購入する背景はひとそれぞれです。誰かのために贈ることもあれば自分のために買うこともあるはずです。そこで、108色という多彩なラインナップを生かしてハンカチーフにまつわるエピソードを、マンガデザインで表現しました。

1色につき、1エピソードをマンガデザインしています。実際に店舗で働くスタッフの方や学生からハンカチーフにまつわるエピソードを集め、マンガデザインしました。

現在42色分のストーリーが公開されています。様々な場面でのハンカチーフのエピソードをぜひお楽しみください。

また、課題であった若年層ターゲットへの訴求として、2021年からは僕が講義を持っている日本女子大学や大阪芸術大学で橋本様に講義をしていただきました。

学生たちにCLASSICS the Small Luxuryのハンカチを実際に使っていただき、
ハンカチにまつわるエピソードやマンガを提出してもらい、webサイトにも反映しました。

日本女子大学とのコラボページ
大阪芸術大学とのコラボページ

ブルーミング中西の橋本様よりコメントをいただきました。

CLASSICS the Small Luxuryは1879年創業のブルーミング中西が運営するハンカチーフ専門ブランドです。
140年以上続く会社ですがこれから先ハンカチーフの文化をさらに紡いでいく為にも若い世代に「どう伝えるのか?」が大きな課題でした。

そんな中マンガデザイナーズラボとご縁があり、
「ノンバーバル」と「エピソード」をテーマにマンガデザインで
ハンカチへの想いや体験を表現するコンテンツを作成することに。
しかもそれを産学連携で実現していく話まで発展して進みました。

吉良様が教壇に立たれている日本女子大学や大阪芸術大学のご協力もあり
授業の一環としてコミュニケーションをとる機会も頂き
若者たちの無限の可能性を感じるとともにハンカチの伝え方にもまだまま工夫が必要だなと実感でき、
非常に有意義な体験をさせていただいております。
情報が溢れかえる時代に「どう伝えるのか?」 
これからも模索していければと思います。

ブルーミング中西株式会社
執行役員 リテール/広報/不動産 事業部長兼 経営戦略チーム リーダー 橋本 大輔様より

橋本さん、ありがとうございます。
コロナ禍を乗り越え、インバウンドも復活、これからますます成長するのがハンカチーフだと思っています。108色まで、ぜひよろしくお願いします。

なお、CLASSICS the Small Luxuryでは11月3日(金)より『CLASSICS the Small Luxury Design Award 2024 』が開催されています。「HAPPY」をテーマにしたハンカチーフデザインをみなさまもぜひ応募してみてください!

『CLASSICS the Small Luxury Design Award 2024 』

次回のプロデュースもお楽しみに。

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