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HUNTER×HUNTER 主要人物を占う(数秘術・西洋占星術)①

はじめに

今さらなのだけれど、冨樫義博先生って本当にたくさんの人たちに愛されてるんですね・・・個人的にもずっと好きでしたが、こんなにファンがいる方だとは気付いてませんでした。笑

私は漫画は小学生の頃以来、あまり読んでないのだけど、冨樫先生のは『幽遊白書』以降、単行本になったものは全部読んでいた。そういういわゆる漫画・アニメ好きとはいえない(アニメ声というか、そもそも女性のカン高い声がどうも苦手・・・子どもの頃から)、こういうガチ勢以外の人らも含めての、あのフォロワー数なんだろうなと。それだけ、普段は他の分野のファンの人たちにも訴えかける、それこそ「漫画」の枠を超えた、他に代えがたい魅力があると思う。

冨樫先生作品との出会い

個人的に知ったきっかけは、小学生の時、リアルタイムで。好きだった男の子が真似して描いてた絵で知ったのだった。9巻の表紙になってるやつで、当時のジャンプのカラーを見ながら描いてたと思う。

ちなみに占星術の話での余談だけれど、この男の子の太陽が私の月にほぼ誤差なし、その前に好きだった男の子の太陽が私の火星に誤差なしで重なっていて、どの教科書にも載っているぐらいベタに「好きになる」星の配置で、そのまま過ぎて笑えます。私が在籍している渋谷トリンではこの前者と同じ誕生日(年はちがう)が2名(オーナー、受付嬢)、またそれとは別に、後者と同じ誕生日の人とは付き合っていたことも。何だか星に影響されてるだけの、シンプルな人生な気がしてきました。

作品の好きなところ

多分、私は冨樫先生の美しい線が好きだったのだと思う。『幽遊白書』のその9巻辺りからの画力は、子どもから見てもすごかった。余裕しゃくしゃくでもなく、これみよがしでもなく、ただただ純粋に自分の限界を超えることに徹しているような絵。けれど、鬼気迫るというよりも、どこか儚げで寂寥感がある。そんな繊細な線なのに、無表情でも気が充満しているというか、色気と艶が立ち昇ってくる。幽助とか、リーゼントで額狭いのにあの輪郭の美しさ。

この「儚さ」は、時代の空気だったのだろうか?『HUNTER×HUNTER』も好きなのだけれど、正直グロさ残酷さの部分にはそんなに興味がなく、プロットの精密さについても、すごいとは思うものの、そこまで混み入らなくても?という気がしなくもない。冨樫先生は、敵役含め登場人物の誰の気持ちにもすっと入り込めてしまうような、そういう共感能力の高さ・深さ、見守る・寄り添うような視点こそが、一番の魅力のように個人的には思う。キメラ=アント編では、そのエモさが溜めに溜めて最後に爆発したような感じ。そういう「情」を排してまで描きたいのが『HUNTER×HUNTER』なのかもしれない。

冨樫先生の出生図を少し

改めて冨樫先生のチャートを見ると、木星が双子座でなるほどなと思った。前から『HUNTER×HUNTER』は牡羊座の水星っぽさが強いと思っていた。占星術には年齢域という考え方があり、木星は45-55歳ぐらいを表す。双子座は神経的な興奮、ゲーム的なもの、知性などを表す。この双子座の支配星が水星で牡羊座にあり、この水星は他の天体とアスペクト(角度、ひいては連携)を取らないノーアスペクトという状態。水星はコミュニケーション・言葉などを表し、その知性・考え方の部分が他の天体から邪魔が入らないとも読めるので、いつまでも年を取らずパワフルともいえるし、他の天体との連携がないので考えや言葉が暴走しがちともいえる。牡羊座なので新規のアイデアが豊富。

先生は御年56歳。ということは、そろそろ土星期に入る。土星は魚座にあり、そのすぐそばに金星がある。土星期は55-65歳、金星期は15-25歳ぐらいにあたる。魚座は幻想・ファンタジー・集合無意識などを表す。ということは『幽遊白書』のあの儚げな雰囲気が、これから戻ってきそうにも見える。金星は感性・感受性・愛嬌などを表すが、冨樫先生のこの金星の状態がすごくて、さくっと書くには勿体ないぐらい。いつか追々冨樫先生自身の出生図もちゃんと読んでみたい。芸術家・デザイナー・アーティスト的な金星で、実際それらの人でも持っていないのではないか、というぐらいの状態の良さ。

本編は次回になります

占いの結果だけをさくっと書くつもりが、前置きでこんなに長くなってしまったので、また次回に。

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