見出し画像

APEXで「プラチナ沼」に困っている人へ

味方は勝手に突っ込んで死ぬし、戦闘中に逃げようと思っても逃げてくれない。安置へ行こうとピンを指しても目先の敵へ味方が向かっていってしまう。こっちは生きるために逃げてるのに勇猛果敢に敵に突っ込んでいって、チャットで「???」と言われたり、「noob lol」 とおそらくはその人が喋ることのできる限界の英語力をもってしての英語を使われ煽られる。そんな「プラチナ沼」を感じている人へ捧げる記事です。

今回は主にコツなどの紹介ではなく、なぜ、というマッチ自体の要素の分析のようなものを主にします。まぁちょっとコツ見たいなものを挟むかもしれませんが。


ゴールド帯ではあんなに勝てたりキルができたのに、なんでプラチナ帯になったらキルや生存が難しくなったのだろう。となる要因は以下のような要因があります。

①だれでもプラチナまでは上がれるから

②上手い人も初心者さんも混ざり合っているから

③「碇シンジ君」が多すぎるから

上記の点以外にも様々な要因はありますが、3点ピックするとすれば上記のものが基本でしょう。ひとつひとつ説明を加えていこうと思います。みっつ目がこの時点でピンと来てる人はかなりランクマッチというシステムに、またAPEXというゲームに慣れている人だと思います。
トピックの前置きや説明が長いと思ったらそのトピックの最後の方だけ読んでもらえればいいと思います。ですが記していることはシステム自体の理解につながり戦闘ごとのモチベにもつながる可能性があるため目を通していただけると嬉しいです。では①から。

①だれでもプラチナまでは上がれるから。

は?シルバーで停滞してるんだけど、○ねや、という人はまずその意識から変えましょう。口が悪いとAIMも悪くなる、と古事記にも書かれていますしね。

なぜだれでもプラチナまでは上がれるから、なのか、それはプラチナ帯までは試行回数さえあれば誰でも行けるからです。なぜそう言えるのか、実はランクマッチとそのポイントの仕組みにあるんですね。

ランクマッチは仕様として

プラチナ
↓ down
ゴールド

と上記に記したようなことは起こらないようになっており、現在のティア未満のティアにはならないようになっています。つまり上がったもん勝ちです。

ゴールドまでのランクマッチに必要な参加RP(ランクポイント)は以下のようになっています。

ブロンズ:0RP シルバー:12RP ゴールド:24RP プラチナ:36RP

そしてプレイ中、キルやキルアシストにて獲得できるポイントは以下のようになっています。

キル:10RP アシスト:10RP

上記のRPは1マッチ中に最大5回まで加算され(例:キル2+キルアシスト3=5)順位にて倍率がかかります。倍率は以下のように適用されます。

11位以下:10 10~6位:12 5,4位:15 3,2位:20 1位:25

簡単に言うと1キルの重みが変わってくるよ~という話。
11位以下は5キルしたとしても倍率が10なので5×10で50RPしか貰えないですが、1位をとると5×25で125RPも得られる。ということです。

察しのいい人はもうお気づきだと思いますが、ランクマッチにおいてこのポイントはかなり重要になってきます。もう一度ランク別のランクマッチに必要なポイントを見て見ましょう。

ブロンズ:0RP シルバー:12RP ゴールド:24RP プラチナ:36RP

そういうことです。ゴールドまでは11位以下でも(うまいこと)1パーティを潰せば(つまり3ポイント獲得できれば)マイナスになることはないのです。
しかしプラチナになったとたんに必要になるポイントは36RP、つまり1パーティを潰してもまだ-6RP, は?

また、順位にて獲得できるポイントは10位~4位まで2位上がるごとに(10〜9は10だが8〜7はさらに10)10RPずつ増え(3位になった場合はランクポイントのみで40RP獲得できます。3位から2位になった場合はじめてここで+20RPとなり合計60RPとなります。1位は100RP、ふざけるな増えすぎだろうが。

つまるところ 
キル(アシスト)ポイント+順位ポイント-(入場費用としてのRP)

最大獲得RPは5*25+100-0=225RP、これからランクごとの必要経費RPを引いたものがランクごとの最大獲得RPになります。

長い、と思った人はここから先だけ読んでください。

簡単に言うとブロンズからシルバーは引かれるRPがないので上がる。シルバーからは運の要素も絡みますが、敵に合わないことさえ意識すれば上がってしまうのです。敵をワンパーティでも倒せたならば獲得RPが+でのマッチ終了が確約されるのでゴールドまではかなり上がりやすいようになっています。それこそカジュアルのような立ち回りでも大丈夫な場合がほとんどです。ワンパーティ潰せればいいのですから

ただ戦闘が苦手な場合などはやはりプラチナ帯以前が適正ランクになる場合もあります、が、強い味方の人などとマッチングした場合の運も含めると運要素の偏りでプラチナへ行くことは考えられないほどの確率ともいえません。それこそ試行回数があれば確率は収束するためゴールドまではポイント的にも経験的にも「回数こそが正義」と言えるでしょう。プラチナ以前の人はとりあえずやれ。

ということで、ゴールドまでは実力が反映される部分がプラチナ以降に比べて少なく、ひたすら隠れる人、AIMが苦手な人、オクタンでキメにキメる人、味方にスモークを打ちまくる人、どんな人でもわりとポイントが稼げるためプラチナ帯までは行ける人が多いです。これがプラチナ沼の一要因、

「だれでもプラチナまでは上がれるから」でした。


②上手い人も初心者さんも混ざり合っているから


記述の通りです、①でも説明したとおりプラチナまではうまい人はひたすらポイントを早く稼げるシステムになっており、またそこまで慣れてない人や初心者さんでも試行回数さえ稼ぐことができれば経験、運を加味して考えてみても上がりやすいようなシステムになっています。

しかしプラチナからは話が違ってきます。

まずプラチナ帯になって必要になる参加必要経費RPは36RPとなっています。順位のみのポイントを考えるのであれば7位ほどの順位をとらなければ+でのマッチ終了が確約されません。
またキルの重みも相当重くなり、1パーティを潰せたとして、すべてポイントが入ったとしても+でのマッチ終了は確約されない、という状態になっています。

ではマッチ内容を考えて見ましょう。先ほど述べた通り上手い人やゲームに慣れている人はプラチナ到達が相当早いです。これを加味してプラチナ帯に一定数上手い人がいるとします。そして前述の通り、運や試行回数にてプラチナ帯に到達した一部分の人がいるとします。
「慣れている人」と「慣れてない人」や「初心者さん」が同じパーティに入ったとしましょう。

「慣れている人」というのはある程度分かっているため、どの場面でどのように動くといいのか、と言うのが頭の中に入っていますが、なれてない人や初心者さんなどはどの場面でどのように行動したらよいのか、と言うのがまだ頭に入っておらず、突発的な行動やその場その場での行動が多くなります。

結果として、同一のパーティ内で違う目的をもっての行動や統一感のある行動が少なくなるため、パーティとしての結束力が低くなります。
結束力が低いとフォーカスを合わせる行為(一人の敵を複数で狙う行為)や、戦闘からの退避の意思の疎通などがとりにくくなり、結果としてパーティが壊滅させられる、という形になります。
自分の持っている言語が通じない人とマッチングした場合はこのリスクがめちゃくちゃ高くなります。ので言語学習に励みましょう、自分はduoのロシア人とマッチングして詰みました

結束力が低いパーティはカモです。一人一人を順番に倒すだけでいとも簡単に壊滅に追い込むことができます。「慣れている人」はこのパーティを狙います。キルをした側は「ん~おいてぃ~^p^」とチャットでやり取りしてることでしょう、ムカつきますね。

ランクマッチの負け要素としてチーム内、マッチ内でのスキル格差があるわけですね、慣れている人は慣れていない人の動きをする必要はないし初心者にもなれませんし、慣れていない人たちは慣れている人の動きをすぐにできるようになるわけではありません。あとは、当然ながらうまい人はマッチ内で慣れてない人たちを倒していくわけですから、ポイントの獲得は難しくなりますね。
ランダムマッチングという性質上どうしようもないですが、野良でのランクマをする上でスキル格差があるマッチングは回避仕様がありません。一つ提案するとすれば一番慣れている人が他の人に合わせる、ということです。すっげえめんどくさいけどね、これね。めんどくさくないと思える人やめんどくさくなくなったひとはかなりこのゲーム向いてます。
僕はたまに「は?」と言っています。

どうしてもスキル格差での嫌な思いをしたくない人はフルパ(全員が固定のメンツのパーティ)でやりましょう。

え?できる人がいない?

うん・・・・そっか。

パーティ内でのスキル格差がない人達のパーティは良くも悪くもある程度の統率が取れるためまぁまぁやりやすかったりします。変なとこでも負けにくくなりますね。それこそ勝てなくとも楽しい、というのはたぶんこれが要因ですね、自分のプレイに周りがついてくる、合わせてくれるというのは心地よいものです。

あと、勘違いしてほしくないのが、「慣れてない人」や「初心者さん」のことをクソじゃん、と思ってしまうということです。思う人がいたらそいつはなにもわかっていないうん○です。

なぜなら「慣れている人」だからです。なぜ自分が「うまい人」と記述しなかったのかと言うと、真にうまい人はどれだけ下手でもプラチナ帯程度なら一定の戦果を上げられるからです。APEXはパーティ単位での動きがかなり重要になってきますのでこの「真にうまい人」は相当上位を指し示します。ので、それ以外、という意味で「慣れている人」と記述させてもらいました。

戦果を挙げられないのであればまだ「慣れている人」どまりなのです、だから慣れてない人、初心者さんをクソだと思ったそこのあなた、あなたはう○ちです

まあ普通に考えれば最初はだれでも慣れていないものだし初心者なわけです。上司(糞上司以外)がまだなにもわからない新入社員の教育係につくようなものです。慣れていない人に少し動きを合わせたりすると自分の欠点も見えてきたりするので割とおすすめですよ。

うまい人にあたったらキャリーしてもらいましょう

読むのがめんどくさいひとはここから

まぁようはチーム内、マッチ内でのスキル格差が負けを拾いやすくするよ、という話。

慣れてない人や初心者さんをバカにするのではなく自分の成長の糧にできない時点でうんち。負けから学べ。どうしようもないときもある。

②上手い人も初心者さんも混ざり合っているから、でした。

③「碇シンジ君」が多すぎるから

マッチ内での戦闘をとりあげてとりあえず今回の〆としたいと思います。

戦闘中自分の戦闘に集中しすぎていませんか?
一つのパーティとの戦闘中に第三のパーティが漁夫の利を狙いに来た銃声や、近くで起こり始めた別の銃声に気づかないうちはマッチの勝率もかなり落ちます。

いや、俺はそんなことない、いつも逃げようとしている、でも見方が逃げてくれない。

と言う人もいるでしょうね。まぁいつも逃げる、と言うのも場合によっては違うのですがね。
野良でのランクマッチをしていると戦闘から抜け出そうとしない人がかなりの割合いでみうけられます。僕はそういう人たちを「シンジ君」と呼んでいます

EVAファンに怒られそうですが(EVA-8ではない(激ウマギャグ))、続けます。

一つの戦闘に固執、または目標に固執し、「逃げちゃダメだ、逃げちゃだめだ。」と視野を狭くすると負けがちですよ、という話。いつもそういう人を見ると「逃げてもいいときもある」と語っています。まぁその人には届きません。ロシア人ですから。

マジレスすると「please fall back !!」とか「please come back !! run!!!」とか、それでも反応がなければ劇場版のコナン君みたいに「らああああああああああああああああん!」とでも言っておけば割と下がってくれます。

①のランクマッチのポイントの仕組みで述べた通り、生きていればポイントはもらえます、順位さえ上げることができればプラスでそのマッチを終えるということも視野に入ってきます。キルも大事ですがまずは生き残ることです。
何を言っても、どうやっても下がってくれない味方の場合は切り替えてその場に置いていくことも大事です。そのような味方は今後もし戦闘が起こったとしても同じような行動をする傾向が高いのでトカゲのしっぽのように自分で切って、自分、または自分たちが生き延びるということに活かすというのも一つの手です。

人生と一緒です。一緒にいて自らが損害を被る人と時間を共にする必要はありません。

読むのがめんどくさい人はここから

・生きろ

③「碇シンジ君」が多すぎるから、でした。


以上、長ったらしく書いてきましたがここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたらありがたい限りです。さっきはうんちとかいってすみませんでした。

記事に画像がないのは挿入がめんどくさかったからです。たぶん誰にも見られないような記事ですしこれ。もし次があればも少し見やすくします。もしこの記事がいろんな人に見てもらえたとしたなら次も何かしら書くかもしれません。

ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?