見出し画像

企業イメージ と コーポレートカラー

コーポレートカラーは、企業や団体などの組織を象徴する色のことを言います。
企業や団体などの個性や目標の統一化を図り、社内外に印象付けるという大切な枠割りを持っていて、ブランディングにも深く関わる大事なブランド要素の一つでもあります。

会社やブランドを立ち上げたとき、ロゴの色はどのように決めているでしょうか?

普段街中で何気なく見ているロゴなども、色の組み合わせが違うと大きく印象が変わりますよね。企業のイメージを表現しているコーポレートカラーを決める上で一番重要なことは、その企業に合った色を選ぶことです。青は誠実、赤は情熱、ピンクは優しさ・・・など、色が持っているイメージは違います。「色の意味(イメージ)と色がもたらす心理的効果」を理解しておくことがまず必要です。

次に、企業の「 “こう思われたい ”を可視化、言語化」していきます。
「挑戦し続ける企業です」とか「お客さまに寄り添います」とか「安らげる空間とお時間を約束します」など、お客さまにお届けしたいメッセージを言語化していきます。

最後に可視化、言語化した “こう思われたい” を色のもたらす効果と結びつけ、最もふさわしい色を選びます。企業のロゴは勿論、商品があればパッケージなどと組み合わせて印象付けていきます。

創業者の好きな色やラッキーカラーで決めてしまっている企業も少なからずあると思いますが、それでは勿体無いですよね。企業理念やビジョンとうまくリンクさせて、戦略的に運用していきましょう!

余談ですが・・・SDGsのシンボルマークに使用されている17色の円形のロゴ。
制作したクリエイティブディレクター であるヤーコブ・トロールベック氏は、「すべての目標が一つになり、統合されている印象を与えられる、太陽のような形状のものにしたかった」と説明しています。17の「グローバル・ゴール」と、使用されている17色の印象や意味を考えながら見てみると、色と目標の関係性が見えてきて、より深く印象に残りませんか?

参考:サステナブル・ブランド ジャパン

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?