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情報 は 「読む 」から 「見る 」へ

「読む」と「見る」の違いとはなんでしょうか。解りやすい解釈があったので引用します。

「読む」と「見る」と「聞く」の違い
読む」は「文字で書かれたものを声に出して言うこと」「表現されたものを見て内容を正しく理解すること」という意味です。
見る」は「視覚でものの存在を捉えること」「よく観察して判断すること」という意味です。
「聞く」は「聴覚で音声をとらえること」「相手の話を理解すること」という意味です。

引用:違い比較辞典
https://chigai-hikaku.com/?p=15614

昨今、若年層の間でLINE離れが話題となりましたが、若年層がよく使うSNSのトレンドは、写真や動画アプリを使ったビジュアル中心のコミュニケーションへシフトしています。それは、総務省の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書でも見て取れます。

全年代では、「LINE」及び「Twitter」が平成 24 年の調査開始から、「Instagram」が平成 27 年の調査開始から 一貫して増加しており、「Twitter」及び「Instagram」が「Facebook」を上回る傾向が続いている。年代別では、各年代で「LINE」の利用率が最も高く、「Twitter」「Instagram」がそれに続く年代が多く見られ る中で、60 代では、引き続き「Facebook」が「LINE」に次いで高い利用率となっている。「mixi」「Mobage」及び「GREE」は、全年代及び各年代で1桁の利用率が多くなっており、各年代で利用率が 1%を下回るようになってきているサービスもある。

出典:令和3年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省
https://www.soumu.go.jp/main_content/000831290.pdf

読み取れるのは、言葉でさえもコミュニケーションコストの高い「面倒なもの」になってきていているということ。
そして、ビジュアルによるコミュニケーションが、文字よりも記憶に残るので、見比べるという行為が常になされており、どれが一番面白いか、可愛いかなど、一瞬で判断されてしまうということ。
情報発信や日々のブログの残し方も、とてもシンプルなものになってきており、文字に残すのではなく、写真でアルバムのように記録するようになってきています。

このように、SNSを通じて商品を見る(知る)機会はますます増えています。
ということは、企業にとって自社商品やサービスをいかに「ユーザーにSNSにアップしてもらい、話題にしてもらえるか」が重要になっており、SNSへの投稿を前提としたデザイン、さらには立ち止まって貰えるような「可愛い」や「お洒落」や「世界観」などの情報の上乗せが必須となっています。

パンフレットやECサイトで、文字で説明文を長々と起こさないと解らないような商品は見向きもされず、埋もれていくという悲しい現実。。。

あなたの会社のブランドの世界観は表現できていますか?
あなたの会社のその商品やサービスはブランドの世界観を厳守していますか?
そして、それらはひと目でターゲットとなる人々の心を掴めていますか?

事実、人間が受け取る情報のうち、8割は視覚からの情報です。
「読む」から「見る」へ情報を可視化(デザイン)し、発信していきましょう!!


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